ライブ後半戦は、盛り上がり必至のナンバーで畳みかけ
ここからはダンスナンバー。工藤、松永のパートから始まり、稲場愛香、段原瑠々がその体の柔らかさを活かしたダンスを見せると、金澤、高木、宮本、植村も登場。8人で艶やかでいて力強いパフォーマンスを見せた。
そのまま『微炭酸』へ。ダンスナンバーでよりあたたまった会場。イントロでの掛け声も自然とアツくなる。『あばれてっか?! ハヴアグッタイ』、『地団駄ダンス』、『愛のダイビング』とダンサブルな楽曲が続き、ファンも振り付けを一緒に踊るなど、会場が一体感に包まれた。
このパートを締めくくった『生まれたてのBaby Love』では客席に向かって、嬉しそうに手を振るメンバーたちの姿が印象に残った。
MCを挟み、「もう1曲、新曲を披露します!」と『Va-Va-Voom』を初披露。ヒップホップ調のノリよい楽曲に、ファンがペンライトを振る腕も力強くなる。続けて『Never Never Surrender』。
イントロでメンバーが上着を脱ぐと、もっと盛り上がるぞと言わんばかりの歓声が響く。「もっと声出していくよー!」と宮本が煽り、『私が言う前に抱きしめなきゃね』、『CHOICE&CHANCE』、『Fiesta! Fiesta!』と盛り上がり必至のナンバーで畳みかける。
続けての『GIRLS BE AMBITIOUS』では、現在の新生Juice=Juiceバージョンを披露。曲中の掛け合いをメンバーとファンが楽しむ場面も見られた。
そして、ラストは『Magic of Love (J=J 2015Ver.)』。客席からは大合唱が響いたり、植村が歌詞に沿って「大好きだよー!」と叫んだりと、惜しみない“愛”を感じた1曲に。歌唱ののち8人は「サンキュー!」と、ステージをあとにした。
6月に卒業した、宮崎由加も観客席から彼女たちを応援
ほどなくして、会場には「ジュース、もう一杯!」とアンコールが響く。その声に応えるように中央ステージに再び登場した8人。歌割が一新され、段原の歌い出しによる『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?(New Vocal Ver.)』を披露した。
そのあとアンコールへの感謝を語ると、それぞれが最後の挨拶へ。大きなステージに挑む不安や、感慨深さを各々が口にした。
植村からは、元リーダーの宮崎由加が見にきていることが明かされ、パフォーマンス中、宮崎を思いながら歌った場面もあったと語った。最後は『未来へ、さあ走り出せ!』で、本公演を締めくくった。
圧倒的な歌唱力と表現力で会場中を魅了したJuice=Juice。2020年2月3日からは春ツアーの開催も決定し、日々、進化を遂げる彼女たちから引き続き目が離せない。
■Juice=Juiceのチケット情報は「チケットぴあ」をご覧ください。

















