日差しは穏やかになりますが、油断したくないのが秋の紫外線。行楽シーズンで外出が多いなら、なおさら夏場と同様に紫外線対策が必要です。
秋は一番“肌老け”してみえるといわれますが、夏のダメージが残る秋の肌に、秋の紫外線の影響を受けるために、肌の負担がいっそう老け感につながります。
今回は、揺らぎがちな肌の秋の紫外線対策のポイントについて見ていきましょう。
秋の紫外線は意外と多い…
気象庁のデータによると、秋の紫外線は8月と比較すると9月が約7割、10月が約5割。かなりの量が降り注いでいることが分かります。
穏やかな気候になり、旅行や散策に出かけることが多い9月、10月。夏よりも日中に外にいる時間が長くなるので、もしかしたら紫外線を浴びる量は夏場に匹敵する日も少なくないでしょう。
10月まではしっかりと紫外線を防いだほうがよいといえます。
乾燥とくすみが気になる肌の状態
秋の肌は夏の紫外線のダメージで“肌疲れ”が表面化してくる頃。
シミやソバカスが濃くなったり、増えたり、乾燥ジワが出始め、「老けた」と感じることも多いでしょう。
保湿や美白、紫外線対策を取り入れながら、肌のコンディションを整えていけば、このような秋老けも一時的なものにすることができます。
この時期は乾燥とくすみが出やすくなります。
湿度が下がってくるので、夏場のように毛穴が開いたり皮脂が滲んだりはしなくなるものの、湿度が下がり、一気に乾燥が進みます。
化粧のノリが悪くなった、口もとに粉がふいている、いつもの化粧品がしみる、ということも起こってきます。
また気温も下がってくるので、肌の代謝が下がり顔色やターンオーバーに影響が見られます。
ざらつきやくすみ、クマがいつもより気になるかもしれません。
スキンケアでは肌に優しいピーリングや角質のケアで肌のターンオーバーを正常に戻すケアも効果的です。