4.「付き合ってあげているの」と言われていた
「彼女にされた仕打ちといえば、俺との交際を『私が我慢して付き合ってあげているの』と言われていたこと。
確かにキレイでモテる彼女と俺とじゃ釣り合わないかもしれないけど、それでも『好き』と言ってくれる気持ちを信じていました。
俺が尽くすことが多くて、会社の送り迎えやデートでのおごりは当たり前、でも彼女のほうもたまに手料理を作ってくれたり俺が病気になれば親身に看病してくれたり、ふたりきりのときはうまくいっていたと思います。
それが、ある日友人から
『○○ちゃん、お前に我慢しているんだってよ』
と聞かされ、周りに『付き合ってあげている』と話しているのを知りました。
俺はひそかに馬鹿にされていたのか、周りも笑っていたのかと思うとショックで、しばらく寝込みましたね。
で、それを正直に彼女に伝え、別れました。女性との交際はしばらく考えられません」(27歳/営業)
こちらの男性のケースでは、「まさか周りにそう言っているなんて想像もしなかった」ことが、よりショックを大きくしました。
ふたりきりのときは彼女として違和感なくいてくれたからこそ、陰で笑われていたと知れば何を信じれば良いかわかりません。
自分ではうまくいっていると思っていた分、彼女は違ったと思うのは悲しいしやり直す気持ちにもなれないもの。
こんな仕打ちは、いつまでも男性の中に大きな傷跡を残します。
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彼女からひどい仕打ちをされれば、別れを考えるし本当は早く忘れたいと思うものですが、実際はショックが大きければ大きいほど記憶はしつこく残り、それが男性を苦しめます。
自分に非があるならまだしも、一方的に傷つけられるような仕打ちを受けると女性そのものが信じられなくなる、という男性もいます。
痛みを癒やすには時間がかかりますが、こんなつらい思いがいつか新しく出会う人への誠意につながるよう、祈るばかりです。