楽しいドライブデート。普段見ない景色をふたりで見て、いつもは行かない場所をふたりで満喫する…本来とても刺激的で、ワクワクするはずのひとときですが、そのデート中にふたりの関係に亀裂が入ることも。

今回は、ドライブデートでもっと親密になり、愛が深まるカップルと、別れが近づくカップルの違いをご紹介します。彼らの差はどんなところにあるのでしょうか。

思い通りにいかない状況を楽しむ

ドライブ中、渋滞に巻き込まれたり、何か事件や事故があってクルマがなかなか動かなくなったりすることはあります。まさに、ふたりが何とかしようとしても、何もできない状況といえます。

そんなとき、愛が深まるカップルは、思い通りにいかない、どうしようもない状況を「こういうこともあるよね」と楽しんで乗り切ろうとします。

「なかなか進まないね…(イライラ)」「いつになったら動くの(イライラ)」「もっと早く出れば(渋滞にはまらなかったのに)」みたいな不毛な会話はしません。

自分たちでコントロールしようのないことに対して、苛立つのは時間のムダだし、意味がないと思っているからです。代わりに、ふたりだけの空間で過ごす時間をできる限り面白くしようとします。

クルマが動かない=暇=ゆっくり話せる、というように解釈して、あえて時間がかかる議題を持ち出すなど、せっかくできた余白のような時間を彩ろうとします。

どんな状況であれ、逆転の発想ができて、「楽しむ工夫」をしようとするのが、愛が深まるカップルの特徴です。

感謝の気持ちを言葉にする

ドライブデートで、どちらか一方しか運転できず、運転はずっとその人に任せている。特に都会において、クルマを持たずに生活する人が増えた今、そんなケースも少なくないでしょう。

自分が運転をしないと、クルマ周りのことになかなか気が回りづらい、わからなくて想像が及びづらい、ともいえます。クルマに乗らないなら、それはある意味で仕方のないこと。

たとえば、ガソリン価格が高騰している、と聞くけどいくらくらいなのか? レンタカーを借りる際にはどんな手間がかかるのか? 何時間も運転し続けるとどれくらい疲れるのか? 途中で休憩を提案したほうがいいのか?etc.

クルマ周りのことがあまりよくわからなくても、運転担当にお礼を伝えるのが、ドライブデートで愛が深まるカップルの特徴です。決して「運転してくれて当たり前」ではありません。「免許を持っているから当然」と思うのはNG。

事故に遭わないよう、事故を起こさないようにと、なにかと神経を使う運転をしてくれることに対し、感謝の意を表したいもの。「言わなくてもわかるはず」と思わずに、改めて「運転ありがとう」「運転お疲れ様」と言葉にすることが大事です。