ガソリン代が高騰して、少しでも節約したいなら、燃費を向上させるのがベスト!
今からすぐに、誰でも実践できる、一気に3割から4割もガソリン代を安くできる裏ワザを伝授します。
運転マネジメントで燃費を1.5倍に!
レギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均小売価格が、ついに160円に到達しました(2018年10月24日・経済産業省資源エネルギー庁発表)。2016年頭ごろには、1リットルあたり100円を切る地域もあったため、1.5倍以上になっている計算です。
さすがに「高いな……」と感じている方が、ほとんどであるはず。
少しでも安くしたい、とは思うものの、安いガソリンスタンドを探そうが、会員価格だろうが、ポイントシステムを活用しようが、大抵は雀の涙で、1割の節約にもならないはずです。
たとえば、160円の1割を節約しようとすれば、16円も安くしなければいけないわけですが、これはどうあがこうと無理ですよね。
そんな皆さんに朗報です。今すぐ、誰にでもできて、しかも1割どころか、ガソリン代を3割から4割も節約できる可能性のある方法を紹介します。
ガソリン価格が高いのなら、少ない燃料で、より長い距離を走行できるようにすればいいわけです。つまり、「燃費を向上させる」ということ。
1. 可能な限り荷物を積まない&エコタイヤ
まずは準備運動から。
車に、必要のない荷物が、積みっぱなしになっていませんか?
車は、軽ければ軽いほど、燃費が向上します。「降ろすのが面倒で……」「載せといたら何かの役に立つかもしれないし……」などなど、すぐに使うあてのない荷物が載っていたら、降ろしましょう。
また、低燃費タイヤ(エコタイヤ)も、わずかではありますが、確実に効果があります。
燃費だけのために、まだ使えるタイヤを捨てて、買い換えるほどのメリットはありませんが、タイヤの寿命がきて、ちょうど買い換えるタイミングであれば、転がり抵抗の低いタイヤを選ぶ価値はあります。
車をすっきり軽くし、エコタイヤを装着すれば、ケースによって数パーセントの燃費向上が見込めます。
2. 街乗りでは「速度」でなく「エンジンの回転数」をあげない
ふだん、街を車で走るときに、燃費のよい走行をしたいなら、エンジンの回転数を可能な限りあげないことが重要になります。
燃料を噴霧・圧縮・爆発させて、エネルギーを生み出している仕組み上、原則としては、エンジンの回転数が増えれば、それだけ爆発の回数も増え、燃料消費が増えます。特に消費効率が悪いのが、停止状態からの発進です。
このとき、普通にアクセルを踏むと、エンジンは毎分2,000〜3,000回転ほど回るのではないかと思います(車種によって変わります)。
実は、高速道路で巡航している状態では、エンジンが毎分3,000回転も回っていれば、100km/h 前後は出ています。
つまり、100km/h前後を維持できるくらいのパワーを使って、車を発進させているわけです。(ハイブリットカーは、このデメリットを消すため、発進時や超低速時に、電気モーターのみの駆動として、燃費悪化を防いでいます)
街中では、信号や横断歩道など、停止・発進が増えるため、とにかくエンジンの回転数をおさえることが重要。
発進時に、加速感が好きで、ついアクセルをグッと踏んでしまう方は、意識してみてください。