2:瞬発力

思いついたことはすぐやる。行きたい場所へすぐ行く。

そんな瞬発力は、独り身だからこそ磨けるスキルですし、ライフステージがあがっても活かせるはずです。

やりたいこと、やらなければいけないことがたくさんあるのに、いつまでも先延ばしにしてはいませんか?

独り身の今だからこそ、溜まっているTO DOリストとWISHリストを消化し、新しい世界に飛び込んだりしちゃいましょう。

新しい出会いを生むことにもつながっていきます。

恋人ができると、自由に休みの日に予定を入れにくくなりますし、結婚したり子供ができたりとライフステージが上がるごとに、自由に使える時間が減っていきますしね。

実際、筆者の叔母は38歳で結婚したのですが「それまでにやりたかったことをやり尽くしたから、結婚生活を思いっきり楽しめてる!」と言っていました。

興味をもったことや、巡ってきたチャンスをどんどん掴んで消化していって、自分の世界や知見を広げていきましょう。

3:吐き出し力

ネガティブな感情を抱いてしまったり、マイナスな考え方をしてしまったりするのは、人として仕方がないことです。そんな思いや考え、モヤっとしたものは吐き出しちゃいましょう。

すると、不思議と“自分の中にあったモヤっとした思い”が消えていくのです。

たとえば「こんなところでイチャつくなんて……(イライラ)」という思いを抱いたら、スマートフォンのメモ機能にでも、レシートの裏にでも、吐き出しましょう。

すると、「イチャついてるのがうらやましくてイライラしたんだ」とか、「あーいうことをしてほしい男性とは付き合いたくないと思ったんだ」とか、“本来の自分”に気づくことができるので、次の恋愛に生かすことができます。

マイナスな思いから、新たな気づきを得ることができるので、脳は「いい経験だった」と解釈し、ネガティブな感情が消えていくのです。

「具体的なことがあったわけじゃなくて、ただ漠然と思っているだけ」だったとしてもOK。

吐き出して、文字にしているうちに「こーいうことだったのか……!」と、自分で自分に驚くこともあるかもしれません。

この“吐き出し力”は、仕事でも活かされます。仕事のミスを指摘されたり、自分だけ常に評価されていなかったりと、苦しい状況の時こそ、その状況や周囲に言われたことを吐き出しましょう。

すると、現実を冷静に分析することができ「次はどうしたらいいか」を把握することができるのです。

よく「悩んでるんですが、答えが出なくて……」と言っている方がいますが、元ライブドアの堀江貴文氏によれば「“悩む”は物事を複雑にしてしまう作業。“考える”は物事をシンプルにしていく作業」だそう。

物事をシンプルに捉えていくためにも、吐き出し力は活かされるのではないでしょうか。