音楽を聴かせて魅せる5本
『ティーンスピリット』1月10日(金)公開
歌手を夢見て、世界的オーディション番組『ティーンスピリット』に挑む少女の物語。ファッショニスタとしても知られる『マレフィセント』のエル・ファニングが自ら出演を熱望し、3カ月に及ぶトレーニングで歌唱も披露している。
シグリット、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデらアーティストの楽曲を、『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフがアレンジ。
監督はイギリスの俳優で名匠アンソニー・ミンゲラを父に持つマックス・ミンゲラ。
『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』1月10日(金)公開
イギリスで人気を集めた実在の漁師バンド“フィッシャーマンズ・フレンズ”のエピソードを映画化。
『輝ける人生』でも音楽による人生賛歌を描いたメグ・レナード、ニック・モアクロフトが製作・脚本を務め、『キッズ・イン・ラブ』のクリス・フォギンがメガホンを執った。
『シンクロ・ダンディーズ!』のダニエル・メイズがバンドに目を付ける音楽マネージャーを、『ROMA/ローマ』のジェームズ・ピュアフォイがバンドのリーダーを演じる。
『キャッツ』1月24日(金)公開
1981年のロンドン初演以来、世界的に愛されているミュージカルの金字塔を映画化。
『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督がメガホンを執り、英国ロイヤルバレエ団プリンシパルのフランチェスカ・ヘイワードのほか、ジェニファー・ハドソン、ジュディ・デンチ、テイラー・スウィフトらが出演。
日本語キャストを葵わかな、山崎育三郎、高橋あず美、秋山竜次、森崎ウィン、大貫勇輔、大竹しのぶ、Official髭男dismの藤原聡らが務める。
『ジュディ 虹の彼方に』3月6日(金)公開
『オズの魔法使』『スタア誕生』などミュージカル映画のスターだったジュディ・ガーランドの再起を懸けた公演までの日々を描く伝記ドラマ。
演じるのは、もともとジュディのファンで、当時の彼女と実年齢が同じという縁も持つレネー・ゼルウィガー。
『シカゴ』でも見事な歌唱を披露したゼルウィガーが、本作でもリハーサルの1年前から特訓を積み、歌声含めてジュディを演じている。監督は『トゥルー・ストーリー』のルパート・グールド。
『ウエスト・サイド・ストーリー(原題)』12月公開
『キャッツ』の製作総指揮も務めるスティーブン・スピルバーグが予てから熱望していたリメイク企画が実現。
敵対するギャング集団と男女の悲恋を描いたブロードウェーミュージカルで、1961年にロバート・ワイズ監督が映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』が生まれ変わって登場する。
主人公のトニーに『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート、ヒロインのマリアに3万人から選ばれた17歳のレイチェル・ゼグラーが扮する。