日本の男性は、育児にどれほど参加しているのでしょうか。

「イクメン」という言葉が流行したと同時に、多くの男性が育児に関心を持つように。男性の育児休暇も取得できる会社も少しずつ増えてきているようです。

しかし、「なかなか育児が楽にならない」というのが、女性の本音ではないでしょうか。

ここで、育児などへの男性の参加について調べてみました。

参考にしたのは、育児時間を国際比較している内閣府の資料です。対象となっているのは「6歳未満の子どもを持つ夫の育児時間」について。

そこでの発表では、日本人男性の1日の育児時間は平均40分程度となっていました。これは諸外国と比べると、一体どの位置になるのでしょうか?

まだまだ低い、父親の 育児・家事時間

その結果は……、アメリカは65分、イギリスは60分、スウェーデンは67分、ノルウェーは73分。つまり、日本のそれは諸外国に比べて短いということがわかりました。

また、この育児時間に「家事関連時間帯」を含めると、日本人男性の貢献度は、欧米諸国の3分の1程度になってしまいます。

日本人男性が家庭にさく時間が短いことがわかりますね。

男性の育児参加は、女性の皆さんの育児ストレスを少なくする効果も考えられますが、実は子どもにとっても非常に大切なのです。

育児に積極的な父の子は「元気で賢い子」に育つことが判明!

というのも、国際機関のユニセフの調査によると、子育てに積極的な男性の元で育った子どもは、元気で賢くなるとのこと。

また、IQの高さもわかっており、就学後も学業成績が良いのです。

ユニセフではこれを「パパ・イニシアチブ」として提唱しており、男性の育児参加することの重要性を訴えています。

また、何よりも家族の仲がよくなり、家族全員が得られる幸せが増えますよね。

皆さんのご家庭はいかがでしょうか。