3. 中国へ入国するときに、何が必要なの?
では、いよいよ上海へ向かうことにしましょう。
以前は中国を訪れる場合、ビザ(査証)が必要だったのですが、2003年9月からは、15日以内の旅行であれば「不要」になりました。
飛行機に乗ると、客室乗務員さんが入国の際に必要となる、出入国カードを配りに来てくれます。
入国するときは、右側の「外国人入境卡」と書かれた方に、必要事項を書いて、ミシン目で切り離しておきます。
切り離した左側の「外国人出境卡」は、帰国するまで、パスポートなどにはさんでおきましょう。
詳しい出入国カードの書き方は、上海ナビ「中国の入国/出国手続き」でも紹介されています。
さて、上海に着いたら、預けた荷物を受け取る前に、入国審査があります。
中国の場合は、滞在日数や目的などを質問されることはありません。
パスポートと「外国人入境卡」を渡して、スタンプをもらい、顔写真を撮られるだけで終わります。
出国審査のときも同様です。来るときにもらった「外国人出境卡」とパスポートを出せば大丈夫です。
4. 空港からパークまでは、どうやって行けばいいの?
空港からパークへ行くためには、地下鉄を利用する方法と、タクシーを利用する方法があります。
地下鉄を利用する場合
まずは浦東空港の場合から、見ていくことにしましょう。
浦東空港の場合は、まずリニアモーターカー(マグレブ)を使って、龍陽路駅まで向かいましょう。
「リニアは運賃が高い」「安く行きたい」という方は、2号線を使っても、龍陽路駅まで行くことはできます。
龍陽路駅からは、16号線を使って、羅山路駅まで行きます。
羅山路駅からは、11号線を使うと、終点の駅がパーク最寄りの迪士尼駅です。
虹橋空港の場合は、2号線を使って龍陽路駅まで行ってください。あとは浦東空港の場合と、同じルートです。
空港からすべて地下鉄を使った場合は、片道7元、リニアを使った場合は55元となります。
タクシーを利用する場合
家族やグループで旅行する場合は、タクシーのほうが安くなることがあります。
浦東空港からですと、30分ほどで、運賃は90元前後となっています。
虹橋空港からですと、60分ほどで、運賃は120元前後となっています。
なお、上海のタクシーは英語が話せない運転手が多く、遠回りする悪質な人もいますので、注意が必要です。
できれば、中国語で行き先を書いたものを用意しておくといいでしょう。