もし直行便が実現したら…?
もし東京とオーランドを結ぶ直行便が実現したら、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへの旅はどのように変わるのでしょうか。
2019年12月現在、東京からオーランドまでは、乗り継ぎの時間を含めて16時間以上かかっています。
アメリカでは乗り継ぎ地で入国審査があるため、フライトとフライトの間が、3時間以上空けられているためです。
安いフライトを利用すると、間の時間がずれてしまうため、もっと時間がかかってしまいます。
もし直行便が実現すれば、より時間が短くなるだけではなく、乗り継ぎもいりません。
「荷物って、どうやって預け直すの?」「ターミナルの移動ってどうするの?」「飛行機が遅れて乗り継ぎできないかも」という心配も不要になります。
東京からオーランドまでは、直線距離で11,667kmです。
直行便があるメキシコシティまでは11,294km、フライト時間は12時間~15時間となっています。
東京からオーランドへの直行便は、おそらくこれに近い時間になるでしょう。
直行便が実現すれば、より早く、より楽にウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへ行けるようになるのです。
ちょっと心配なことも…
さて、いいことづくめのオーランド直行便ですが、ちょっと心配なこともあります。
産経新聞の記事によると、オーランドを訪れる日本人観光客は、1990年代の半分ほどになっている、というのです。
全日本空輸、日本航空はともに、その場所を訪れる人数だけではなく、その先の乗り継ぎ便も便利かどうかで新規路線を決めています。
オーランド国際空港は、アメリカの航空会社の拠点になっているわけではありません。
純粋に、オーランドの観光地を訪れたい人たちが多く利用しています。
いくら空港関係者が要望しても、採算性が疑問視されてしまう可能性はあります。
また仮に実現したとしても、処理能力が限界に近い羽田空港ではなく、成田空港になると思われます。
そうなると、日本の地方都市からオーランドに行く場合、不便さがどうしても残ります。
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへの旅を変える、日本とオーランドとの直行便。
ディズニーファンとして、実現してくれることを切に願うばかりです。