子どもには将来健康で、生活に困らないような人生を歩んでほしいと親なら思いますね。

でも、いったいどんな仕事に就けば安心と言えるのでしょうか?

実は世界のエリートが、そんなことを話し合った有名な会議がありました。

今日は、日本・欧米いいとこどり育児を提唱する平川裕貴が、その会議で話し合われたことをご紹介したいと思います。

ダボス会議で世界のエリートが話し合ったテーマ

今から8年前、世界のトップリーダーが集まる通称ダボス会議と言われる世界経済フォーラムで、「子どもに将来どのようは職業に就かせるのが良いか」ということが話し合われました。

世界経済フォーラムはその名の通り、主に経済や政治の話をするのですが、当時から世界中の人々の重大な関心ごとが子どもの教育や子どもを取り巻く環境だったのです。

医者や歯医者、弁護士や裁判官、技術者や研究者、さらには企業経営者など、エリートと言われるような様々な職業がありますが、世界のエリートと言われる人達は、自分の子どもに就かせるならいったいどんな職業がいいと思っていたのでしょうか?

子どもに将来就かせるべき職業はない!

世界のトップリーダーが出した結論は、「子どもに就かせるべき職業はない!」という、とても衝撃的なものでした。

世界の情勢がめまぐるしく変わり、科学技術が著しいスピードで進歩していて、まったく先が読めないというのです・

確かに、ひと昔前までは、高収入が得られる安定した仕事と思われていた歯医者や弁護士も、今はあぶれていて安定していると言い難い人も大勢います。

医者でも産婦人科は出産に関する訴訟が多く、激減していますし、外科医なども医療訴訟に怯えています。

またAIと言われる人工知能やロボット技術の発達は、多くの職業を人間から奪うだろうと言われていますし、最近では、今の小学生の65%が、現在存在しない職業に 従事するだろうとも言われています。

先の見えないこんな時代に、子どものために、何をすればいいのでしょうか?