[第11回]文字で誤解され、言葉で夢が現実に!? 宮澤佐江と振り返る秋と1年

田中さん、面白いし自由だったなあ（笑）。田中さんがいなかったらゴールできなかったから、とっても感謝していて。羽田さんにも救われました!

羽田さん、ほんっと面白かった! あっははははははは!! 芥川賞作家さんに、いろいろ言っちゃった! でも、道中、羽田さんの面白さに救われました! 何が面白いか分からないんですが、面白いんです。恋しそうになりました（笑）

ーー（笑）。でも普段の生活で、長距離を歩くことはなかなかないですから、大変だったでしょうね。

ゆっくり歩くとか、平面の道を歩くとかなら、また違ったかもしれないです。でも、次のバスに乗るために、ちょっとでも早く前に進まないといけなかったから。

ーーそれはしんどいですね。

そうそう!! 1日目が順調にいき過ぎたから、2日目も途中で寄り道とかしちゃって。でも、決められた時間内でゴールしないといけないから、スタッフさんが焦り始めちゃって。

その様子を見て“え!? このままだと、やばいの? ”って、思っていたら、「と、とにかく前に進んでください。道に迷ったら、誰かに聞いてください」って、言われて。3人で「は、はいッ」って（笑）

でも、私たちがその場で急に言ったり、行動し始めたのと同時に、スタッフさんも私たちを追うために、ブワァーーーッって動き始めるから。本当にスタッフさんも大変だろうなって思いました。

重い機材を持ったり、撮影のために後ろ向きで歩かなきゃいけなかったり。同じ山道を歩くのでも本ッ当に、大変だっただろうなって。

ーー本当にお疲れさまでした。そんな大変なロケとは知らずに、前回の取材では「季節の移り変わりが感じられてよかったですね」などと、簡単にまとめてしまって! ごめんなさい!（汗）

いやいやいや…。そんなことないです、ないですから!!

ーーごめんなさいといえば、ファンの方との距離感についてお話した前回の『ミラチャイ』連載（第10回）では、一部のファンの皆さんに、ご心配をかけてしまったようで。