成功した男性が、昔から支えてきてくれた妻、いわゆる「糟糠の妻」を捨てて、別の女性のもとへいってしまう――悲しい話ですが、決して珍しい現象ではありません。

芸能界に目を向けると、その手のニュースは後を絶ちませんし、一般社会でもそれは同じ。
捨てられる妻、捨てられない妻の違いは何なのか。

夫が成功者となったときに、捨てられないための心得を、婚活アドバイザーで『糟糠の妻はなぜ捨てられるのか』著者の大西明美さんに伺いました。

“捨てられる糟糠の妻”には3タイプある

大西さんは「捨てられる糟糠の妻」のタイプは大きく3つあると話します。1つずつ解説してもらいました。

1:木綿のハンカチーフ妻

「『昔のあなたのほうが良かった』と、夫の成長を認めないタイプの妻です。

男性は尊敬されたい願望を持っているため、『昔のあなたのほうが〜』と過去にしがみつき、現在の夫を評価しないメッセージは、努力を重ねて成功した男性にとって、屈辱でしかないんです」

2:無意識でつかんだ玉の輿妻

「気づいたときには夫と釣り合わない状態になっているタイプの妻です。

妻が想像していた以上に夫が成長してしまった、という意味で妻には落ち度がなく、3つのうち最も気の毒なタイプといえるかもしれません」

3:捧げ尽くす妻

「捧げることに熱中してきたあまり、成功した夫から与えられることを素直に喜べないタイプの妻です。

それまで夫に『ありがとう』と感謝されることに生きがいを感じてきたのに、今度は成功した夫から捧げられる側になり、夫から『ありがとう』と言ってもらえない……そこにフラストレーションを感じてしまうのです」