結婚にあたって大事なこと。
ふたりの性格の相性はもちろんですが、価値観が合うかどうかなど“合ったほうがいいもの”は多くあります。
その中の一つで、よく言われる笑いのツボなどはどうなのでしょう。
バッチリ合ったほうがいいのか、それとも少しくらいズレていても平気なのか、実際のところどうなのでしょうか。
詳しく見ていきたいと思います。
笑いのツボ
二人が同じことで笑えたりするのは大事なことなので、合うほうがいいでしょう。
しかし一緒にテレビを見ているとき「ツボは合っている」はずなのに、相手がなぜここで笑うのかよく分からないときがあります。
男性は、単純な笑いでウケていることが多いような気がしますが、男女の違いもあるのでしょう。
世代が二世代ほどの差があるのならば別ですが、笑いのツボがまったく合わない人などあまりいないのでそれほど心配には及びません。
それよりも悲しみのツボのほうが重大です。
一緒に泣けなかったり「なんでそんなことで泣いてるんだ?」と悲しみを理解してくれなかったりするのは、絶望的な状況です。
味覚のツボ
ここでのツボとは、料理の味に対するこだわりや好みのことです。
たとえば卵焼きに塩を入れるか、それとも砂糖を入れるのか。
そのような違いは、生活環境や習慣の違いです。
最初に驚くくらいで慣れてしまえばあとは何も思いません。
トンカツには醤油でもソースでも好きなものをかければいいし、こちらもそれを記憶すればいいだけ。
また「オムライスのお店は〇〇に限る」「インスタントラーメンの銘柄の好みが同じ」は、交際しているうちに同じになってくるでしょう。
そもそも「相手の好みの味が大嫌い!」なんてことをあまり聞かないのは、無意識に好みを寄せていくからだと思います。
洋食がいいけど和食などの好みの違いは、「今回はあなたの好み、次回は私の好み」とお互い交互に食べればいいのです。