2014年4月にアニメ化され、動画配信サービス「niconico」では第1話の再生回数が800万回を突破。「あぁ〜心がぴょんぴょんするんじゃぁ〜」と中毒性の高いOPテーマなどで話題を集め、放送終了後も「ごちうさ難民」と呼ばれる熱狂的なファンを生み出すなど、伝説的な人気を得ている作品『ご注文はうさぎですか?』が、2017年にアニメは3周年、原作マンガは6周年を迎えます。
魅力的なキャラクターが数多く登場する作品ですが、そのなかでも筆者が特に気に入っているキャラクター、アルバイトをしながらお嬢様学校に通う美少女「シャロ」に注目してみましょう。
アルバイトと勉強を両立させる友達思いの美少女、シャロちゃん
喫茶店「ラビットハウス」を中心として、チノ、ココア、リゼ、千夜、シャロたち5人の美少女たちの主役としたほんわかとした日常が描かれる『ご注文はうさぎですか?』。マヤ、メグ、青山ブルーマウンテンさんなど、他にも多くのキャラが登場しています。
個性豊かなキャラたちが登場するなか、みんなのツッコミ役であり、ときに妄想が暴走して心の中の乙女が顔(と声)に出てしまうところもチャーミングな美少女。人気女性声優・内田真礼さんが演じる我らが天使、それが「桐間 紗路(シャロ)」。
シャロちゃんは大好きな先輩・リゼと同じお嬢様学校に通い、学費が免除される「特待生」の座を獲得するほどの才女。しかし、家庭は両親が出稼ぎに出ているほどの貧乏で、彼女自身もハーブティー専門店「フルール・ド・ラパン」などで日々アルバイトをして家計を支えているという、健気さに胸をうたれた人も多いハズ。
他キャラに比べてやや重い設定を与えられながらも、「ごちうさ」ワールドに欠かせない、明るい良い子に育ちました。
筆者が独断と偏見で選ぶいちおしエピソード
ウェーブがかかったふわっとした金髪ショートが良く似合うシャロちゃん。彼女の「かわいい」を満喫できるのは、なんといっても第1期「ご注文はうさぎですか?」の第4話「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」だと筆者は推したい。
この回の脚本は井上美緒、作画監督は大島縁(総作監は奥田陽介)、演出は小林公二という布陣で制作され、いつもと少しばかり違う画風ですが、デフォルメをうまく使ったコミカルな 描写から、細やかな仕草など、全てがバランス良く配分されており、グッと「ごちうさ」の世界に引き込んでくれます。初めてアニメを見るという人にもあえて第4話を推すくらい、お気に入りの回。頭に乗った黒ウサギにちょっかいをかけられているシャロちゃん、最高にかわいいですよね!
ほかにも第3話「初めて酔った日の事憶えてる?自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」で、ココア、チノ、リゼ、千夜、シャロの5人で「お泊まり会」に発展したエピソードでは、深夜にぬいぐるみを抱きしめてお手洗いへ向かうシャロの姿が描かれていましたが、こちらもかわいいポイントが高い。怪談話をした夜、こっそりとお供を連れて行く…そんな彼女の姿に何かが刺激されます。あぁ、かわいいよシャロちゃん、かわいいよ!
ほかにもティーカップを手にして「この白く滑らかなフォルム…おほはぁ」とうっとり恍惚の表情を浮かべるなど、幸せを表情に出しているシーンもたまりませんね。
ブルーレイやDVDが発売されていますが、最近はAmazonビデオ(プライム)などでのオンデマンド配信も行われています。すでにファンだよという人も、いままでじっくりと見る機会がなかったという人も、この3周年(6周年)の記念にチェックしてみては。
ちなみに「フルール・ド・ラパン」の制服に身を包んだ最高にかわいいシャロちゃんのフィギュア。青島文化教材社から発売された1/7スケール「シャロ」が2017年4月に再販決定。シャロ推しのみなさん、買い逃していたなら今が好機です。
ほかにも2月1日からはアトレ秋葉原でバレンタイン企画も実施決定。バレンタインデーにちなんだ描き下ろしビジュアルが披露されており、同ビジュアルを使った限定グッズの販売なども予定されています。
新作アニメの劇場公開(2017年春)も決定しているなど、アニメ化3周年、連載6周年を迎える2017年。まだまだ「ごちうさ」から目が離せないですね。