彼氏が困っていそうだったので手伝ったら、それが彼氏の気に障ってしまった。良かれと思って彼氏に「こうしたらいいんじゃないの」と言ったら反発されたーーこんな経験はありませんか?

彼氏が助言を素直に受け入れようとしない理由のひとつとして考えられる、男性の心理的傾向をご紹介します。

男性はプライドで出来ている⁉

男性は困っているときでも、自力で何とか解決しようとする傾向があります。

「困ったときには、助けを求めたら良いのに…」

そう考えてしまいそうですが、多くの男性は追い詰められたときでもなかなか人に相談できません。

なぜなのでしょうか。それには男性のプライドが関係しているのです。

男性はプライドで出来ている生き物です。自分に誇りを持つために、常に能力の高さを示そうとします。

そのため、困っているときでも自分の能力の高さを示すため、相談などで弱みを見せることなどできないのです。

この傾向がある男性は、同じく失敗したときも自分の力で取り返そうとします。

そのため、頼んでもいないのに自分の失敗を他者にフォローされると、プライドが傷つきます。「俺が使えないやつだから、フォローされるんだ」と思ってしまうことも。

そんなわけで、男性同士だと「おまえなら大丈夫だよな」と相手を突き放す場合が多いです。

男性は必要以上に相手を心配しないことによって、相手への信頼を表現するのです。そして、その信頼が相手の男性にやる気(負けん気)を起こさせます。

一方、女性は困っている人を見つけると「助けてあげなきゃ」と思う傾向があります。女性にとっては、相手の気持ちを察して自分から何かをしてあげることが愛情表現だからです。

そのため困っている男性にも「こうしたらいいんじゃないの?」とアドバイスをしたりするのですが、その気遣いが男性にとっては逆効果になってしまうわけです。

助言された男性は「自分の能力に疑問を持たれている」と感じてしまったり、時には相手の「こうしたらいいんじゃない?」という言葉が「あなたの能力は低いんじゃないの」と言っているように聞こえてしまうこともあります。

このような場合、アドバイスすればするほど男性の機嫌は悪くなっていき、どんどん意固地になってしまいます。