2017年1月から放送スタートした擬人化された動物たちが冒険を繰り広げるアニメ『けものフレンズ』が、アニメファンたちの間で注目を集めています。
その人気はじわじわと高まり続けており、軽い気持ちで扉を開いてしまい語彙力が低下してしまったり、何度聴いても飽きがこないOPテーマ中毒に陥ってしまうフレンズたちが増殖しています。たいへーん!
アニメの舞台となっている超巨大総合動物園「ジャパリパーク」は不思議な力で動物たちが人間の姿をしているという設定。ある日、そこに記憶をなくしてしまった主人公・かばん(人間)ちゃんが迷い込んで、サーバルキャットのサーバルちゃんと出会うことから物語が始まります。お友達が増えるよ、すっごーい!うれしー!
コミカルで個性豊かなキャラクターたちが織りなすストーリーのテンポの良さなど、なんとも言い難い“癒やし”の世界でアニメファンたちを魅了しているようです。しかし、その一方で深刻な問題が…。
「すごーい!」「たのしー!」「おもしろーい!」と、シンプルな言い回しの「フレンズ語」とでも言うべき新語カルチャーにハマってしまうフレンズたちが続出。日常会話やネット上で、フレンズの言い回しを真似るフレンズたちが増えています。
けものフレンズ、すっごーい!たっのしー!って感じだった
— あむ (@a_mkbt) 2017年2月8日
けものフレンズ なにかつくったひとに投げつけてください('ω') pic.twitter.com/xt7iJvZrD5
— ころは (@coroha12) 2017年2月8日
で、でた〜wwwwwwwwwwwwwwwけものフレンズ視聴した途端語彙が貧弱になるオタク奴〜wwwwwwwwwwwwwwwwww
— 奴〜wwwwwbot (@de_detaawwwww) 2017年2月8日
『けものフレンズ』のフレンズになった人々のなかには、アニメを見るだけでは物足りなくなり、登場キャラクターたちのイラストが描いたり、彼女たちの二次創作漫画を作ったりと、さらなる楽しみを見出している人も。
なかには「フレンズ語」をモチーフにしたプログラミング言語を開発してしまうフレンズも。すっごーい!おもしろそー!
わーい!けものフレンズのプログラミング言語ができたよー!たーのしー! https://t.co/PdYV7ZF5eY
— こんそめ@2/9~11札幌 (@consomme72) 2017年2月8日
多くの人々を魅了している『けものフレンズ』。その魅力を最大限に引き出しているのは、やはり監督を務めているたつきさんの力が大きいでしょう。「てさぐれ!部活もの」などで培われた経験による監督力がいつまでも見ていたくなるコミカルで楽しい世界を作りあげている。そんな気がします。
アニメ『けものフレンズ』は全12話の予定で制作が進められており、「さばんなちほー」や「じゃんぐるちほー」「さばくちほー」のほかにも、今後もさまざまなエリアやフレンズたちが登場することでしょう。
かばんちゃんの正体も気になるところですが、ボスのリアクション、ツチノコちゃんの「絶滅」というキーワード、そして意味深なエンディングなど気になるところはたくさんありますが…よくわかんないや!
これからどんなフレンズたちに会えるのか、果たしてどこまでフレンズの輪が広がっていくのか…楽しみだね!