パパは“大きな男の子”だと思うべし
ママから長く話されたり、抑揚がついた話し方(感情的だととらえられる話し方)をされると、パパが「責められている」と感じるのは、もう一つ理由があります。
それは、小さいころに母親から「しつけ」を受けた記憶。
先ほど、全体的に見て、女の子よりも男の子の育児で悩まれるママが多いことをお話ししました。
パパも同じように育っています。
かつてパパが子どもだった頃、育児に悩んだパパの母親から、きつい口調で何度も叱られた記憶が残っているわけです。
そのため、ママから長い話をされたり、抑揚がついた話し方をされると、責められている(叱られている)と錯覚して、黙り込んでしまうことがあるんですね。
意外に思われるかもしれませんが、いくら成熟した男性であっても、男性は必ずどこか幼児性を抱えています。
ある女優さんが、「男の子と大人の男の違いは一つだけ。おもちゃの値段が違うことよ」
という名言を残したそうですが、言い得て妙だと思います。
そこそこいい年なのに、おもちゃをコレクションしたり、プラモデル作りに熱中するといったパパを、巷で耳にするようになりました。
こういったわかりやすいケースではなくても、ママからすれば、パパの趣味は理解しがたい部分があると思います。
パパがいくら立派な男性であっても、ママの話し方によっては「大きな男の子」になってしまうことを、意識されてください。
「問いかけ」と「共感」で、パパのご機嫌は操れる
パパのご機嫌を操って、話を聞いてくれるようにするのは、簡単です。
「問いかけ」と「共感」のテクニックを使って話をすれば、簡単に話を聞いてくれるようになります。
難しく聞こえるかもしれませんが、実は簡単。具体的にはこのようなことです。