1.責めているわけではないことを強調する

男性は、女性から長い話をされたり、抑揚がついた話し方をされると、責められていると錯覚しやすいことをお伝えしました。

「パパに怒ってるわけじゃないんだよ」というような言葉を繰り返して、責めているわけではなくて、話を聞いてほしいことを強調することで、パパは身構える姿勢が崩れやすくなります。

2.できるだけ穏やかなトーンで話す

これは先ほどお伝えしましたが、大多数の男性は、女性から抑揚がついた話し方をされると身構えやすくなります。

聞いてほしいことがたくさんあっても、まずはできるだけゆっくりした穏やかな口調で、1つずつ丁寧に話しかけましょう。

3.パパの趣味の話題を振って、そこから話をつなぐ

当然、「1」「2」のことを試しても、なかなかパパの態度が崩れないこともあると思います。そのときは、「共感」テクニックで、パパのガードを下げさせましょう。

難しい言葉を使いましたが、なんのことはありません。
だだをこねる男の子に、「おもちゃを買ってあげるから、ママのいうこと聞いてね」という戦法です。

先ほど、いくら立派な男性でも、どこか幼児性を必ず残していることをお話ししました。

最も顕著に現れるのが趣味です。
パパの趣味に関心があるそぶり(共感)を見せれば、案外簡単に、パパの態度が軟化することが珍しくありません。

もちろん、パパの趣味を理解する必要はありません。
理解しようとするそぶりを示せばいいのです。

「そういえば、パパが欲しがってたフィギュアって、どこで売ってるの?」
「今度のお休み、ゴルフ行くなら、あったかい服を用意しておこうか?」

どうしてもパパのガードが下がらない時は、少し時間を置いて、こんな感じでパパの趣味の話題にさりげなく振ってみてください。

いきなりガードが下がって、会話の糸口がつかめることが珍しくありません。

その時は、「1」「2」で説明した、「責めているわけではないこと」「穏やかな口調で話すこと」を意識して、パパに聞いてもらいたいことを話してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

喧嘩をするほど仲がいいといいますが、摩擦が起きないならそれに越したことはありませんよね。

ぜひ、試していただいて、パパとの時間を大事にしてくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ