「PTAの業務をなかなか引き継げない」…2姉妹のママ

小学3年生、小学1年生の娘を持つママHさん。

休校が始まってから、普段は姉妹の年が近いこともあり、喧嘩しつつも一緒に遊んでくれているそうです。

感染のことが気にかかりますが、ずっと家に閉じ込めておくのもどうかと思い、近くの公園などに行くこともあるとのこと。外食を近場ですることもあるそうです。

ちなみに、Hさんは、夫が在宅勤務になりました。夫はほとんど自室にこもり、食事も摂らないことがあるぐらい会議や仕事をしているので、家にいても何ら変わりはないそう。

Hさんがちょっとした用事で出かけなければいけない時など、子どものことをお願いできるので、助かることもあるそうです。

今一番大変だと感じているのは、PTA のこと。Hさんは昨年度PTA役員だったのですが、引き継ぎがなかなかできず現場がかなり混乱している、とのことでした。

ほぼ子どもを外に出していない家庭のケース

コロナ以後、ほぼ子どもたちを外に出していないご家庭もいくつか存在しました。2例ご紹介します。

「夫が友達や仕事関係の人と飲みに行く姿にイライラ」…2人兄妹のママ

小学2年生の男の子、年長の女の子を持つママYさん。

Yさん宅では、休校が決まった3月当初から、ほぼ子どもたちを外に出していません。習い事も自ら休むことにしました。

以前はママ友たちと子ども連れでランチなども頻繁にしていましたが、それもしなくなりました。家族で外食もしていません。

家では、朝食後にドリルや宿題、ピアノの練習をさせて、やることが全て終われば子どもたちを家の中で自由に遊ばせています。

休みの日は家の敷地内でバーベキューをしたり、お菓子作りなどして過ごしています。

「子どもたちと自分はいろんなことを我慢して、すごく気をつけて生活をしているけど、夫は相変わらず友達や仕事関係の人と夜に飲みに出かけることが多いのがイライラする」とのことでした。

また、運動不足で、子どもが最近太ってきたのも気になっているそうです。

「家にいる毎日。不安とストレスで精神的におかしくなりそう」…2人姉妹のママ

小学3年生、2歳の娘を持つママTさん。Tさんも、子どもをほぼ外に出していません。

食品や日用品の買い物は、人が少ない時間帯を狙ってまとめ買い。

子どもの運動不足とストレス解消のため、たまに人が少ない時間を見計らって公園に行き、縄跳びなどをして体を動かすこともあるそうです。

本当は外食をしたり、子どもと遊びに行きたくてしたくてたまりませんが、自粛しています。

小学3年生の娘は早く学校でお友達と遊びたがっている様子が見てとれて、とてもかわいそうに感じると言います。

ママ自身も、「先の見えない不安とストレスで精神的におかしくなりそう」とのことでした。

ワーママで子どもを学童に預けているママのケース

平日は学童を利用しているワーママもいます。2例ご紹介します。

「お弁当作りがしんどい」…一人息子を育てるシングルマザー

Fさんはシングルマザー。平日は小学3年生の息子を学童に預けて正社員として働いています。

Fさんの息子さんが行っている学童は給食が出ません。なので、お弁当を用意しなければいけません。この毎日のお弁当作りが一番大変だと感じているそうです。

また、仕事が終わってから、子どもが学童でやってきた勉強の答え合わせにもかなり時間が取られているそうです。