「密な空間の学童で感染しないか?毎日不安」…一人娘のママ

Eさんは会社でとても重要な役職に就いています。

新型コロナウィルスの感染がとても心配だけれど、仕事は在宅勤務もできませんし、休むこともできません。

夫も在宅勤務がない職場なので、小学5年生の娘には、学童に行ってもらうか、一人でお留守番をしてもらっています。

Eさんの娘さんが行っている学童は給食が出るので昼ごはんのことは心配ありませんが、学童は学校と同じく密な空間なので、いつもそのことがとても気がかりだそうです。

家でお留守番が多くなるときは、体を動かさないことで娘にストレスが溜まっているのがわかったので、仕事が終わってから人が少ない時間帯に公園に一緒に散歩に行ったりしているそうです。

「お手伝い」という名目で、体を動かす家事や用事もよく手伝ってもらっています。

「これからますますテレビで新型コロナの話題が報道されて子どもも不安が増すと思うので、楽しいDVDを借りて過ごそうと思っている」、とのことでした。

「ママ一人でなんでもやろうとしないこと」が大切!

コロナ騒動以前と、現在。

人それぞれ環境や状況によって差はありますが、やはりそれまでと同じように過ごしている家庭は少なく、外出や他人との接近を控えているご家庭がほとんどでした。

どのママも、子どものために日々悩み、工夫し、すごくがんばっています。

一方、ママが子どもを守るために必死になって毎日を過ごしている反面、自粛をあまり積極的にしようとしないパパとの温度差が気になる家庭も

緊急事態宣言が発令されて、これからより子どももママも行動が制限されていくでしょう。

こんな状況下で、子ども、そしてママ自身の心身の健康を保つためには、「ママ一人でなんでもやろうとしないこと」がとても大切になってくると感じます。

例えば、食事の用意が大変というママがとても多かったのですが、たまにはスーパーのお惣菜を買ってくるだけでも良いのでは?

仕事帰りにパパに買ってきてもらうのもアリでしょう。

また、飲食店では、お店のメニューをテイクアウトにしてくれるところも増えています。行きつけの飲食店に思い切ってテイクアウトのお願いをしてみるのもいいのではないでしょうか。

日頃の家事は、子どもを巻き込み、お手伝いをしてもらう形で、ママの負担を軽減しましょう。

最初は足手まといに感じるかもしれませんが、そのうち強力な助っ人になってくれるかもしれません。

その他、今回ご紹介したママの話で参考になることがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

この記事をご覧になったパパさんは、ぜひママの気持ちに寄り添った行動を。

ゴルフや飲み会など付き合いが大切なのも分かりますが、今はそれを大切にする時ではないと思うのです。

家族のためにギリギリの精神状態でがんばっているママを支えてあげてほしいと思います。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]