2.ラマになった王様

種族も年齢も超えた、最高のバディ・ムービー

ディズニー長編アニメーション第40作『ラマになった王様』。

冷酷でわがまま放題の若き王様クスコが、気まぐれで解雇した元相談役、イズマの恨みを買い、毒薬でラマの姿へと変えられてしまいます。

ひょんなことから出会った心優しき村長のパチャと、最初はぶつかり合いながら、協力し友情を深めて行く、言わばバディ・ムービー。

まず自信を持っておススメできるポイントとしては、随所に散りばめられた、秀逸なギャグシーン。

幼少期から繰り返し鑑賞しては、お腹が痛くなるほど笑ったものです。

キャラクター全員がむっちゃくちゃ面白く、特に筆者のおすすめはパチャの奥さんと、イズマのおとぼけな部下、クロンク。思い出しただけで笑える。

ギャグに全振りかと思いきや、クスコの人間的(ラマ的?)成長や、パチャ一家の家族愛など、ホロっと泣ける場面もあったり。

さらにディズニー作品には珍しい、古代ペルー風の建築や背景も見どころです。

家族そろって笑って見れる、ゴキゲンな作品!

ゴキゲン過ぎる劇中ナンバーの数々も最高だし、恐ろしいほどテンポも良く、最後のオチまで爽快な本作。

家族みんなで笑って、ストレスやモヤモヤも全て吹き飛ばしてくれそう!

字幕も良いですが、吹き替え勢の演技がとにかく素晴らしいので、(主人公クスコ役は藤原竜也さん!)1度は吹き替えで見てみて欲しい作品です。

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