4: 聞き上手

みんな誰しも、人の話を聞くより、自分の話がしたいと思っています。自分の話がしたいという気持ちを抑え、人の話を聞ける女性は、とても魅力的に映ります。

また、聞き上手は、相手に「この人といると癒されるなあ」という安心感を与えます。

「もっと一緒にいたい」という風にも思ってもらえるでしょう。「落ち着いた女性」という印象も与えます。

聞き上手になるためには、以下のことを「しない」ように意識してみてください。

  • スマホやパソコンなどを見ながらの「ながら聞き」
  • 話の途中でアドバイスやダメ出しをする
  • 「そういえば私も〜」「そんなことより〜」などと会話泥棒をする

この3つを「しない」ようにするだけで、聞く力はかなり磨かれるでしょう。

聞き上手への道は、「人の話は目を見て聞く」「人の話は最後まで聞く」ことから始まります。

また、

  • 相槌のバリエーションは、一つではなく、「うんうん」「なるほど」「へえ〜」「はあ〜」など多様にする
  • 表情豊かに聞く(相手が嬉しそうな顔をしたらこちらも嬉しそうに、辛そうな顔をしたらこちらも辛そうに、など)
  • 話のポイントとなるところでは「オウム返し」をする

なども意識してみてください。

5: 相手によく感謝している

人間的魅力に溢れる女性は、人によく感謝をしています。人によく感謝ができるということは、謙虚である証拠。

そういう人は、人から反感を買うようなことがあまりありません。

また、そういう人は物事を前向きに、明るく捉える力があるということでもあり、明るく温かいオーラを醸し出しており、多くの人を惹きつけます。

一方、愚痴や悪口、不平不満をよく口にしている人は、すぐ物事を後ろ向きに捉えがちで、暗く冷たい印象を与えます。

そんな人と「近づきたい」、「仲良くなりたい」という人は、あまりいないですよね。

むしろ、「自分も不満を持たれているんじゃないか……」「自分も陰で色々言われているんじゃないか……」と思われ、人から敬遠されることになります。

物事には、『必ず2つ以上の見方がある』と言われています。

人によく感謝している人は、物事のポジティブな面に焦点を当てて見ているのです。

そして、愚痴や悪口、不平不満が多い人は、物事のネガティブな面ばかりに焦点を当てて見ています。

物事のポジティブな面に目を向けられるようになるために、まずは「今日感謝できること」を考え、毎日手帳やメモに書き出してみましょう。どんな小さなことでも構いません。

このように普段から感謝の癖をつけておくと、「日頃『当たり前』と思っていることも、実はとても有難いことだった」ということにも気づけるようになります。

自分磨きというと、外見を良くすることに意識が向きがちです。

もちろんそれも大切な自分磨きですが、外見の良さだけではパートナーの心を長い間掴んでおくことはなかなかできません。

「この人といると居心地がいいな」「この人といると楽しいな」「この人といると成長できるな」と思わせることができる女性は、長く愛されます。

そこを目指していきたいですね。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]