おままごとが好きだったり、ママが料理しているのをじーっと見てきたり、お子さんが料理に興味がありそうな態度を見せることはありませんか?

ときには「○○ちゃんも作りたい」「ママのお手伝いする〜」などと子どもから言われることもあるのではないでしょうか。

しかし子どもと料理をすると、思うように進まなかったり、時間がかかったりで、イライラしてしまうこともあるはず。

料理研究家であり、親子料理教室やキッズクッキングを主宰してきた浜田陽子さんは「一番大切なのは、笑顔で一緒に楽しめること」と語ります。

今回は、浜田さんの著書『子どもと一緒に楽しく料理をつくれる魔法の声かけクッキング』から、料理中にママが実践したい声かけのポイントを紹介します。

1:前向きな言葉をかけよう

お子さんと一緒に料理するとき、どんな声かけをしていますか?

「遅い」「それじゃダメ」「ちゃんとして」といった言葉を使っている方もいるのではないでしょうか。

大人にとっては簡単にできることでも、子どもにとってはそうではありませんよね。

たとえ子どもが思うようにやってくれなくても、ネガティブな表現はできるだけ避け、ポジティブな言葉をかけることを意識しましょう。

子どもにとって、親に褒められる、認められるということは、絶対的な安心感なのだそう。どんな仕上がりでも、前向きな言葉をかけたかどうかで、今後の子どもの考え方まで変わっていくとのこと。

もし難局に直面しても、前向きに乗り越えることができるようになったり、他者とのコミュニケーションにおいてポジティブな考えができるようになったりするといいます。