昨今の再婚事情とは?
「離婚をしたら、子どもが手を離れた後は、一生一人で孤独に生きていかなければいけないんじゃないか……」そんな不安を抱えていらっしゃる方も多いでしょう。しかし、「アラフォー・バツイチ」でも再婚は十分に可能だと、二松先生は断言してくれています。
結婚(婚活)関連業界では、バツイチ、バツ2向けの婚活パーティが盛んになってきていますし、これからますますその市場は多くなってくるでしょう。
また、最近、都市部の0婚(未婚)女性は、「バツイチの男性を探している」という人が増えてきているのだそうです。30代後半~40代の落ち着いた大人の男性のほうが、若い男性より、魅力的な結婚相手として求められているのです。
同じ理由で、バツイチ女性は男性にとても魅力的に映るのだとか。なぜなら、結婚に対して甘い幻想を抱いておらず、落ち着きがあるから。これは男性にはとても大きな武器になるそうです。男性は女性に結婚を急かされたり、迫られたりすると、プレッシャーに感じ、嫌がります。
また、かつて結婚生活を経験したことのある女性は、コミュニケーション能力が高く、一緒にいて居心地がよい空間を自然に作り出すことに長けています。一人で生きる強さもあります。そんな女性は、男性にとって「この人となら結婚してもいい、結婚したい!」と思わせる要素がたっぷりなんだそうです。
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二松先生は、離婚は決して推奨されるべきものではないけれど、「世間体のため」「子どものため」と我慢し、離婚という選択肢を自ら排除し続けるのは、女性にとってとてももったいないことだと強く訴えてくれています。強い覚悟を持てば、新しい人とより幸せな人生を歩んでいくことも十分に可能なのです。
離婚や再婚事情について、「もっと詳しく知りたい」と思った方は、二松先生の本をぜひご覧になってみてください。きっと勇気が湧いてくるはずです。
取材協力:二松まゆみ…恋人・夫婦仲相談所所長(すずね所長)・執筆家
元4万人の主婦ネットワークによるマーケティング会社経営。現在は夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万人を集め「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。
著書に『堂々再婚~何度でも結婚できる技術』(WAVE出版/2016)、『夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣』(講談社/2010)『モンスターワイフ』(講談社/2008)、『抱かない男の見分け方』(スターツ出版/2007)など多数。