どうも、オタクで腐女子で新米ママのライター戸崎です。好きなBLは不憫系とどエロいやつとファンタジー系です。
前回の記事『オタク腐女子に息子が誕生!「BL本をどうするべきか問題」を考えてみた』では、妊娠中の話と『弱虫ペダル』へのほとばしる情熱を書き散らしたわけですが、今回は産後の話です。
オタクママが出産に際して思った諸々、しばしお付き合いください。
産後のダメージ回復にはBLをどうぞ!?
我が子は普通分娩でこの世に出てくることが出来ました。
逆子になることもヘソの緒が首に巻き付くこともなく、普通に出てきてくれてすごくありがたかったですが、普通分娩でも母体に負担はかかりますよね。そう、会陰切開……。
出産未経験の方に一応ご説明しますと、子宮口って出産時にだいたい10cmくらい開くんですが、赤ちゃんの頭はそのギリギリの大きさの子宮口をくぐり抜けて出てくるわけです。
赤ちゃんの頭がギリギリで子宮口を通り抜けられなかった場合に、お母さんの会陰(子宮の出口のところ)をパチンと切って、赤ちゃんが出やすいようにするのです。
私ももれなく切られました。もちろん縫ってもらうんですが、産後は糸が引きつれて結構痛いんですよね……。正直私は、陣痛全般よりもこの縫われた痕がキツかったです。
出産後の夜は、アドレナリンが出ているのか何なのか、目が冴えてしまってうまく眠れませんでした。でも、私の出産した病院では「出産当日は赤ちゃんを新生児室で預かるので、お母さんはゆっくり休んでくださいね!」スタイルでした(出産当日から母子同室推奨の病院もあると聞きます。キツくない……?)。
せっかくゆっくり寝られるんだから寝れば良いのに、会陰の傷が痛んでうまく眠気が来ない。普段は3秒で寝落ちするのに!!
焦った私は、なぜか携帯でマンガレンタルのサイトにアクセス。ずっと読みたかった座裏屋蘭丸先生の『VOID』を読み始めたのです(BLです)。
出産後6時間でBLマンガを読む母ちゃんのことを、将来息子がどう思うのかはわかりませんが……これがなかなか効果があったのです、個人的には。
頭を使って読む系のストーリーなので読後はしっかり疲労感が来ましたし、何よりキュンキュンしたおかげで会陰の傷から意識が逸れたのか、読後はスムーズに入眠しました!
子宮収縮効果もあった気がします(個人の感想です!)。産後BL、推奨していきたい。