普段使っているボロボロのメイクブラシ。いつ洗ったか覚えていますか?
他の化粧品を買うことばかりを優先して、汚れたままのメイクブラシを使い続けていませんか?
メイクブラシをおろそかにしていては、土台である顔にトラブルを招いてしまうことに!
そこで今回は、ヘアメイクアーティスト日熊太志さんに、手間いらずで超簡単にできる、汚れきったメイクブラシの洗い方を教えていただきます。
おろしたてを常にキープするメイクブラシの洗い方
「メイクブラシを使った後は、コームで毛先を梳かして粉を落としたり、ティッシュで軽く粉を拭き取る程度で十分ですので、このひと手間を普段やるだけで、頑固な汚れが付着することを防ぐことができます。
汚れが気になってきた時には石鹸、中性洗剤などで洗うのが定番ですが、 実は一番簡単なのは『無水エタノール』を使う方法なんです。
浅い容器に溶液をはって、メイクブラシを漬けて濯ぎます。ごしごし洗う必要はありません。後はティッシュで軽く拭いて水気を取るだけでOK。
『石鹸』や『中性洗剤』でやっぱり洗いたい、という場合には、洗った後は毛先を整えてから横に寝かせて十分に乾燥させます。
洗ってみて毛先の油分が少ないと感じたときには、トリートメントを少し付けて、流してから乾燥させてください」(日熊さん)
メイクブラシを綺麗に保つ裏ワザ
「次に“粉を使ってブラシを洗う方法”をご紹介します。
用意するものは『ベビーパウダー』と『ビニール袋』だけ。
ベビーパウダーをビニール袋に入れて、その中にブラシを入れて毛先でベビーパウダーを掻き混ぜます。
そうすると、“類は友を呼ぶの法則”で、毛先に入り込んだチークなどの粉がベビーパウダーの方へ移動します。
水を使わないため、より手軽に洗えます。洗う作業自体が面倒な人でもできる方法です」(日熊さん)
今すぐできる、おろしたてメイクブラシ再現法。読んだ今からぜひやってみてくださいね。
【取材協力】日熊太志
1980年生まれ、神奈川県出身。ヘアメイクとサロンワークを両立するトップスタイリスト。第34回神奈川県美容技術選手権大会ストリートカット(ウィッグ)部門優勝等、出場受賞歴多数。