実写映画化もされた人気SF作品『攻殻機動隊』シリーズのマスコット的存在として、ファンから愛されている「タチコマ」を、1/8スケールで立体化したスマート・トイが発売決定。

2017年3月25日・26日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2017」に出展したプロダクション・アイジーのブースにて、実物の展示・デモンストレーションが行われていました。

ブース前を通ると、タチコマに「おはよーございまーす!」と呼び止められた筆者。少しばかり動揺しましたが、声優・玉川砂記子さんによるタチコマボイスで声をかけられたら……無視することなんてできませんよね。お尻ふりふり、すごく可愛い。

1/8 タチコマには情報を学習して成長するAI搭載されており、「リンゴ」を見せれば認識して「リンゴ」と回答できるようになるほか、ユーザーが「赤い」「甘い」「美味しい」などといった情報を教えてあげることができるそう。

さらに、そういった情報をクラウドサーバーを経由した並列化によって、ネットにアクセスしている他のタチコマたちと共有することができるそう。もしかしたら「焼くと甘さが増すんだって!」と、役に立つ小ネタを教えてくれるようになるかも。

その他にも天気予報やカレンダー連携など、ユーザーをサポートする機能も搭載。また、iOS/Androidに対応したアプリを使った手動コントロールも可能で、タチコマ目線の写真を撮るなどの楽しみ方もできます。

筆者が声を掛けられたのは、本来は音声認識で動作するものですが、今回はスタッフによる手動コントロールによるもので、挨拶の他にもいくつかのアクションを取らせることができるそうです。

「1/8スケール タチコマ」は特設サイトにて予約受付がスタートしており、価格は15万7400円(税別)。一部のパーツをアルミ製にしたスペシャル・エディションも用意されており、こちらは17万7400円(税別)。発送時期は2017年6月ごろを予定しています。

フィギュアとアニメが大好きなオタク系ライター。「ねとらぼ」や「INSIDE」など、ウェブメディアを中心に活動中。好きなキャラは「初音ミク」。夢はコミケにサークル参加すること。