トーマス好き男児に、パパ&ママも思わず苦笑い!?
我が子が、あまりにもトーマスを好き過ぎて、こんなふうに思った経験はありませんか?
1. キャラ覚えすぎで「うちの子、天才!?(親バカ)」
うちの息子の場合、物心ついたころ(1歳くらい)から、トーマスに興味を示し、「きかんしゃトーマス」キャラクターの名前を、それはよく覚えていました。
眠る前に、よく「きかんしゃトーマス」のキャラクター図鑑を読んだものですが、「これは?」「こっちは?」と尋ねると、ほぼすべて答えられるんです。
1歳や2歳なので、文字が読めないのはもちろん、喋る語彙すら少ない発達段階なのに、図鑑に載っているほぼ全てのキャラを、どういうわけか暗記している。
本当、文字が読めないのに、どうやって覚えたんだ……と未だに謎です。保育園の影響なのかな……。
冷静に考えれば、単なる親バカだと思うんですよ。でも、当時は「うちの子は天才か!? 」と、思ったものです。
2. 我が子と同じレベルで会話ができない
トーマス好きな子は、いっやたん興味を持ち始めると、ぐいぐいのめり込んでいくケースが多いように思います。
そうすると、われわれ親は、あっという間に置いていかれます。
なにしろ、どれも同じ顔に見えるわけです。
かろうじてボディカラーの違いで見分けようと思っても、「これはトーマス? こっちがエドワード? ゴードン……? どこが違うの???」
同じブルーの蒸気機関車になると、もうお手上げ。この3台の区別がつくようになって、レベル1クリア。
車体番号1から7までの、トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームズ、パーシー、トビーを覚えて、レベル2クリア。
私はこのあたりなら、息子のトーマス好きにつきあって3〜4年になるので、今でこそ余裕ですが、こんなもの、広大な「きかんしゃトーマス」の世界の、入り口に過ぎません。
「きかんしゃトーマス」オフィシャルサイトでは、蒸気機関車20キャラ、ディーゼル機関車8キャラ、客車8キャラ、鉱山鉄道の機関車7キャラ、作業車・機械12キャラ、車・バス・牽引車9キャラ、人物・飛行機・船5キャラ、魔法の線路劇場版4キャラ……と計73キャラが紹介されています。
3. あまりに「トーマスばかり」で心配になる
一つのことに熱中できるのは、それは素敵なことだと思います。
でも、来る日も来る日も、何時間も延々と、「きかんしゃトーマス」のDVDを見続けたり、トーマスのプラレールでしか遊ばないとなると、どこかモヤモヤするもの。
遊ぶのをやめても、服も食器もリュックサックもタオルも歯ブラシも、みんなトーマス。
君ね、世の中は広いよ、他にも素敵なものが沢山あるよ、と諭したくなる衝動が……。
幸い、我が家は、アウトドアやスキーからディズニーまで、1年中なにかしらレジャーに出かけるライフスタイルで、トーマス以外の要素が頻繁に入り込んでくるため、言うほど気にはなっていません。
が、パパが多忙で、母子ではあまり行動範囲を広げられない悩みがある知人は、かなりやきもきした、という話を聞いた経験があります。
4. プラレールが増えすぎて、収納場所に本気で困る
「きかんしゃトーマス」の代表的なオモチャと言えば、何と言っても、実際に走行するプラレール。
主要キャラクターは全て網羅され、マイナーなキャラクターもかなりのラインナップで発売されている、相当な充実ぶりです。
が、充実しているからこそ、一度ハマると、収拾がつきません。
誕生日プレゼントはプラレール、クリスマスプレゼントはプラレール、お祝い金をもらって「なにが欲しい?」と聞いてもプラレール。
プラレール以外に欲しいものは無いの? と尋ねても、うーん別に……
他に欲しいものはないんかい!!
1つ1つは、それほどかさばるわけではないので、最初はいいのですが、次第に膨れあがり、我が家では結局、車体とレールをあわせ、ダンボール2箱の量にもなりました。
私の息子の場合、5歳くらいでプラレールを卒業して(今度は恐竜にドはまり)、友人が園長を務める保育園にすべて寄付できたので、事なきを得ましたが、一時期は「どうすんだコレ……」と途方に暮れる量でした。