3月3日~5日の3日間、横浜赤レンガ倉庫で開催された「パンのフェス2017」。
3日間での来場者数約14万500人、パンの種類は1,000種類、パン総数が21万個というのだから、まさにパン好きによるパン好きのためのパンの祭典。何より嬉しいのは、そんなパンの祭典が横浜で開催されたということ。
私、パンマニア片山、横浜在住ということもあり、さらにさらに神奈川をパンで盛り上げたいと思っているので、いつも以上に鼻息あらくイベント会場へ向かいました。
去年に引き続き、2回目の開催であるパンのフェス。今年からパン屋さんエリアのみ有料(11時~14時30分・300円)先行入場のシステムを導入されたので、お目当てのパン屋さんがある方は一足お先に入場でき、のんびり色々なパン屋さんをまわりたい方は15時から無料で入場できるようになった様子。
いやー、それでも、桜木町の駅から向かう道すがらパンの袋を持っている人! 人! 人! にすれ違い、会場に到着する前から熱気を凄い感じておりました。
ちなみに、一番行列ができたパン屋さんは3日間ともペニーレインで、最長3時間待ち(驚)、行列約800人。一番売れたブルーベリーブレッドは3日間で約2,000個だったそう。私自身、ペニーレインもブルーベリーブレッドも大好きなので、その愛をここに書き連ねたいところですが、それは去年レポートした記事を読んで頂くとして。
実は、私、今年は大事なお役目がありパンのフェスに行ってきたのです。3月5日(日)の14時から開催された「パンラバーコンテスト」の審査員のひとりとして参加、そして優勝者にさらにパン愛を深めてもらうべくパンフェスを一緒に巡ってきました。
ん? パンラバーコンテスト? それは何? とお思いですよね(笑)。パンラバーコンテストとは、パンを愛してやまないパン好きに贈る「パンラバー」の称号をかけて表現を競うコンテストです。
男子部門はイケメン素顔アプリ「LOVEMEN」、女子部門は動画コンテストサイト「MoDeCo」にて予選を開催し、各上位5名がパンのフェスのステージで決勝を繰り広げるというもの。
優勝したのは、男性部門は菅井義久(すがいあきひさ)さん。甘党男子コンテスト準グランプリも獲得しているという菅井さん。パンへの愛を手紙にしたためたパフォーマンスは審査員の心をわしづかみにし、満点を獲得。
女性部門は秋野はるか(あきのはるか)さん。たくさんパンへの愛をアピールしてくれたと思うのですが、途中から秋野さんがパンの妖精になり、そのインパクトが強すぎてどんな内容だったか忘れてしまいました(笑)。パンとは関係ありませんが、美脚だなーと思いながら審査していたのは内緒です。
そんなおふたりに、パンのフェスに出店した中でも特にオススメのパン屋さんを紹介してきましたよ。
週末の自分へのご褒美パンにおすすめ!
まずは、「ブレドール葉山」へ。こちらは、「NIKKEI プラス1」の高級食パンランキングで堂々の全国1位を獲得した「エシレ角食パン」が有名なベーカリー。実は私、この「NIKKEI PLUS1」の識者として選考に携わったので他のパンより思い入れが強いのです。
エシレ角食パンは、フランスの高級発酵バターのエシレを使った食パン。私の中でパンの美味しさの基準の一つに「口どけのよさ」があるのですが、こちらの食パンは口どけが良いのはもちろん、芳醇な香りが鼻をくすぐります。
500円と少々お高めでありますが、週末の自分へのご褒美パンとして是非とも食べてもらいたい食パンなのであります。