ワーナー・ブラザースから海外ドラマシリーズ「ブラインドスポット」ファーストシーズンのブルーレイ&DVDが26日から発売・レンタルが開始された。

 この作品は2015年にNBCで放送が開始し、全米平均視聴率No.1、さらに全米視聴者数は1061万人を記録するほどの人気を受け、セカンドシーズンの製作も早々に決定し現在全米で絶賛放送中。日本ではWOWOWで放送されている。

 出演者には映画『300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~』で主演を務めたサリバン・ステイプルトンがFBI捜査官のカート・ウェラーを演じ、過激なアクションに挑んでいる。そして、全身をタトゥーで覆った謎多き美女ジェーン・ドウを熱演するのは映画『マイティ・ソー』シリーズで戦う女神シフを演じ、ブレークした女優ジェイミー・アレクサンダー。

 ドラマではアメリカ人FBI捜査官を演じるサリバンは実はオーストラリア出身。「オーストラリアのアクセントで話すと驚かれるよ。これが普段の僕なのに・・・それだけうまくアメリカ英語で演じられているってことかな(笑)。普段の感じで話すと何を言っているのか分かってもらえない時があるんだ」とオーストラリア人俳優としての苦労をユーモアを交えて打ち明けた。

 ジェイミーはジェーンの特殊な能力の中で欲しいものを聞かれると「戦闘能力が欲しいわ。必要に迫られない限り使わないと思うけど、あの俊敏さや集中力は見事よ。自己防衛のために欲しいわ」と語った。

 このドラマの見どころについてサリバンは「テレビドラマの面白さがすべて詰まった作品。FBIの一員としての顔だったり、個人としての素顔だったり、登場人物たちを掘り下げ、彼らの人生すべてに迫る内容になっている。また、物語の謎の部分に関しては、僕もわざと聞かないでいる。毎週脚本を読んで少しずつ見えてくるのが楽しいんだ。出演している僕ですら驚くような展開だから、見ている人はもっと興奮するはずだね」と、このドラマの面白さ、大ヒットした理由を分析。

 また、ジェイミーも「誰もが楽しめる作品になっていると思う。アクションにロマンス、人間ドラマ、ユーモアもある。特殊なコンセプトの作品だけど、共感できる部分もあるから嘘臭くないし、物語に入りやすいと思うわ」とコメントした。

 多くの人が行き交うニューヨーク、タイムズ・スクエアの路上で、不審なボストンバッグが発見された。テロリストによる爆弾を警戒し、周囲を厳重警備で固める中、バッグから突如出てきたのは、全身をタトゥーで覆われた全裸の女性だった。彼女は薬物により一切の記憶を失っていたが、背中のタトゥーにはFBI捜査官カート・ウェラーの名前が彫られていた。ウェラーは同じく捜査官のリード、ザパタ、科学捜査担当のパターソンらと共に、この身元不明者であるジェーン・ドウの捜査を担当することになった。

 さっそくタトゥーの一つを読み解くとある住所が浮かび上がり、捜査班はその場所へと向かう。現場で不審な男と格闘になったジェーンだったが、彼女には高度な戦闘技術が身についていた。一体彼女は何者なのか? そしてタトゥーが指し示す数々の事件とは?

https://youtu.be/IYQdZE7c0Vg