「ぱさつきを抑えるシャンプーを使っているのに、髪の毛がぱさつく」
「毎日シャンプーしているのに、朝からフケがとまらない」
「無性に頭皮がかゆくてたまらない」
人一倍髪に気を使っているのに、これらの悩みから解放されない…。

もしかしたら今使っているシャンプーに、硫酸系の成分や科学化合物が多く配合されていることが原因かもしれません。

今回は『伝説の美容室 フォルトゥーナ』スタイリスト佐藤俊さんに、多くのシャンプーに配合されている、注意するべき成分を教えていただきました。

原価の安い界面活性剤に注意!

佐藤さんがまず危険な成分として挙げたのが、「ラウレス硫酸ナトリウム ・ラウリル硫酸ナトリウム」の2種類。

これらは市販のシャンプー剤によく使われているもので、原価が安く、洗浄力が高い、石油合成系の界面活性剤なんです。

佐藤さんにデメリットを伺ったところ、
「これらの成分が含まれたシャンプーは泡立ちは良いのですが刺激が強く、洗浄力も強いので必要以上に頭皮の油分、皮脂を落としすぎてしまうため、これらの成分が髪や頭皮の乾燥、フケ、かゆみの発生になる可能性もあります」 とのこと。

似た成分ではラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウムなども要注意とのことですよ。

リンスに注意!シャンプーには不要のリンス成分

続いて、佐藤さんに教えていただいたのは「ベヘントリモニウムクロリド」という成分。

「これは、指通りを滑らかにしてくれるカチオン活性剤と呼ばれるもので、本来はリンス成分なんです。

この成分は‟洗う”事が目的ではなく、髪にも頭皮にも残りやすいので、シャンプーに入っている必要はありません。似たもので、グァーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース-2なども要注意です」と佐藤さん。

‟リンスインシャンプー”と言われるようなものに入っていることもあるので、気に掛けたい成分ですね。