「ひどい男ね」
これはヒロインの言葉です。物語に酔いしれているうちは、相手がよく見えません。そもそも「ひどい男」と思っていないことが多いような……。遊び人は言われてうれしい言葉かもしれませんね。
言ってはみたものの「あれ?TVドラマとは反応が違う?」と不思議に思うのは当然。TVドラマはストーリー重視なので心の奥まで深く掘り下げないからです。
もちろんその言葉を受け取る相手の環境、価値観、考え方によって違ってきます。つまり、あれは理想形なので、ありえない話。女性はロマンチックやドラマチックが好きなので、女性向けに作ってあるのです。
自分発信ではなく「彼から言われる」のは?
たとえば、彼が言うTVドラマのようなセリフ「愛してる」「一生離さない」「運命の恋だね」などポジティブな場合。
それは、恋がうまくいっているときに言われるのはよい傾向です。盛り上がるし楽しいし、思い出にもなるでしょう。
ただ、これらは大好きな彼のサービスということを忘れずに。
ケンカの時以外にも…
ケンカ時や恋の雲行きが怪しくなったときだけでなく、まだ相手のことが十分にわからない恋のときも気をつけて。
「誰よりも愛してる」のようにポジティブ寄りであっても、TVドラマのようにとらえて喜ばないこと。心をくすぐってよく分からなくさせるような、判断力低下が目的のことがあります。
つまり、「いいことばかり言われて、気づいたら騙されていた」ということがないように。
TVドラマの中のセリフのような言葉は非現実的です。また、言葉には意味があるのでTVドラマの主人公になりきって発しないこと。意外な意味に取られて、彼に勘違いされるので注意が必要です。
と同時に、男性の発するTVドラマのようなセリフを鵜呑みにしないようにしましょう。