欠点と美点は表裏一体
例えば。家の中で繰り広げられる戦隊シリーズごっこ。これを「元気に遊んでいる」と捉えるか「うるさい」と捉えるかは親の視点次第ですよね。
「うちの子はほめるところがなくて……」と思っていても、見方をちょっと変えればほめるポイントになるかもしれません。
常にほめ続ける必要はありませんが、叱ってばかりのときは、ちょっと視点を変えてみるのもひとつの手ですよ。下のリフレーミング集も参考にしてみてくださいね。
ネガティブなことを、どうポジティブに置き換える?
リフレーミング集なかなか言うことを聞かない→意志が強い、自分の世界をしっかりと持っている
暴れん坊で落ち着きがない→元気、活動的、身体能力が高い
人見知りが激しい→慎重な性格、周りをよく見ている出典(『男の子の育て方』著・小崎恭弘)
ほめても全然伝わらない? 男の子に届くほめ方のポイント
せっかくほめても、子どもに伝わらなくては台無しです。男の子に届く、ほめ方のポイントをみてみましょう。
1.ほめるときは、その場で
2.「ありがとう」と「うれしい」を伝える
3.結果ではなく、プロセスをほめる
4.よかった点を具体的に伝える
5.表情豊かにほめる
6.おおげさなくらいほめる
7.言葉以外の方法もあり
8.スキンシップを大切にする出典(『男の子の育て方』著・小崎恭弘)
その場で伝えるというのは、叱るときと同様。伝える言葉はストレート&おおげさがポイントに。
大人でも中途半端なほめられ方をすると「本気?」と思ってしまうもの。子どもにも、どこが良かったかもちゃんと伝えてあげましょう。
また言葉以外も、伝えるために大切な要素です。表情はもちろんのこと、体に触れることでも気持ちを伝えることができます。たまにはご褒美をあげる、というものもありですよ。