下の子が小さい、という兄弟に多い「赤ちゃん返り」。悩まされているママも多いのではないでしょうか。

そこで、今回は赤ちゃん返りをしてしまった子供を持つママのために今日からできる対処法について紹介していきます。

上の子を常に優先させる

赤ちゃん返りをしてしまった……と頭を抱えるママの中には、日常的に下の子を優先させた生活を送っているママがいます。「ちょっと待ってて」「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」などの言葉が多い、というママはいませんか?

実は、こうして上の子を我慢させた生活が続くと、赤ちゃん返りを招く傾向にあるといわれているのです。

すでに上の子が大きい場合には別ですが、未就学児であればまだまだ甘えたい盛り。ママを独り占めしたいという気持ちは常に抱いているのです。

今一度普段の生活を振り返り、下の子が優先的になっていないかを思い返してみましょう。

赤ちゃん返りを改善したいのであれば「お兄ちゃん(お姉ちゃん)の方が大きいから先にやってあげる」「〇〇(下の子)は小さいからお着換え後にしようね」など、上の子を優先させた習慣を意識してみてくださいね。

「自分の方が先」「自分の方がかまってもらえている」と上の子に感じてもらうことが、赤ちゃん返りを改善する近道でもあります。

2.上の子と二人きりの時間を確保する

赤ちゃん返りの対処法として有効なのはやはり「上の子との時間の確保」です。

下の子ばかりをかまっているわけではない……といっても、やはりおむつ替えや授乳、食事などは下の子に手をかけてしまい、上の子は一人という状況です。こうした小さな不満の積み重ねが積もっていき、赤ちゃん返りを引き起こすことになってしまいます。

そこで、十分すぎるほどの「二人きりの時間」を確保するようにしましょう。下の子がお昼寝している間に二人で絵本を読んだり、おやつを食べたり。もしくは、パパやおじいちゃんおばちゃんに下の子を預けて1日中二人きりで過ごす、というのも一つの手です。

こうして二人きりの時間を過ごすことで「ママはやっぱりちゃんと自分を見てくれている」と認識するので心が満たされ、満足します。これは赤ちゃん返りの対策としても効果的なので、ぜひ積極的に取り入れていきましょう。

ただ、せっかく二人きりなのにスマホをいじっていたり、別の作業をしていたら意味がありません。上の子としっかり向き合い、上の子だけを見る時間にしてくださいね。

遊びの中であえて赤ちゃんに接するような行動をしてみる

自ら赤ちゃん返りをやめたくなるような対処法も存在します。それが「あえて赤ちゃんのように接してみる」というものです。

例えば「横抱きで抱っこする」「おっぱいをあげるふりをする」「よだれかけをかける」など。

上の子にとって、赤ちゃんのように接されるのはちょっぴり恥ずかしいもの。自分が赤ちゃんではないことを改めて認識するきっかけにもなるので、赤ちゃんのように接するのは赤ちゃん返り対策としておすすめです。

ただし、あまりにもしつこく赤ちゃん扱いしてしまうのはNG。

子供ながらに嫌気がさしてしまいますし、バカにされているような気持になって傷ついてしまいます。あくまでも「遊びの一環」として二人が笑える範囲で行うようにしましょう。

ちなみに、おままごとで上の子に赤ちゃん役をやってもらうと、自然な流れで赤ちゃんのように接することができるのでおすすめです。