メシマズ女、メシマズ嫁…。

「男性を掴むには、胃袋から!」なんて言われるだけに、自分が「メシマズ女」だとは思われたくない人が多いはずです。

ところが、カレシにご飯を作ってあげるシチュエーションでは、女性的には定番だから手を出しやすいけれど、初心者が作ると意外と見た目が整いにくく、メシマズ疑惑を持たれやすい料理もあるのでご注意を。

食レポも専門とする筆者が、そんな要注意メニューについてまとめてみました。

1.オムライス

初心者が手を出すと、メシマズに見えやすいメニューの典型がオムライスです。

その理由は、チキンライスの具材には鶏肉や野菜など水っぽいものが多いのと、卵を均一に焼き上げてお米を包むだけの強度にするには、ちょっとしたコツがいるから。

メシマズになりやすい工程としては、お米をフライパンに入れる段階です。

鶏肉や野菜の水分を飛ばし切らないままにお米をフライパンに入れてしまうと、ご飯に水分や臭みが移って粘り気が出てしまいます。

そこにケチャップを入れてしまえば、さらに水分が増します。ネットリしたチキンライスになってしまい「このご飯、もち米?」なんて聞きたくなるほど、一発でメシマズに転落です。

2.ギョウザ

具を皮で包むだけのギョウザは失敗しにくいメニューだと思ったら、大間違い。

せっかくのギョウザが、焼いてみたらフライパンにこびりついて無残な姿に…などということにもなりやすいのです。

初心者は「上手に包みさえすれば、なんとかなる料理」と誤解しがちですが、手作り餃子の皮は具を包んでいる間に、室温により溶けやすいので要注意。

初心者につき、作るのに時間がかかった餃子をそのままフライパンに入れて焼いてしまえば、皮同士がくっついてしまったり、フライパンにこびりついてしまったりして、皮が破れてしまいます。

メシマズになりやすい工程のミスは、包んだ後の焼くまでの段階に起きます。

包んだギョウザは、一度冷蔵庫で冷やすと皮が締まってくっつきにくくなりますので、ぜひ試してみてください。

皮がなくタネだけになれば、「これ、ギョウザじゃなくてミニハンバーグ?」なんてカレからイジられてしまうかも…。