「子どものしつけ方がわからない」「ついイライラしてしまう」など、子育て中の悩みはつきないもの。「母親なんだからしっかりしなければ」と自分で自分を追い込んでしまうこともあるでしょう。

しかし、そんなふうに悩んでいるのはあなただけではありません!現在発売中のコミックエッセイ集『うちの子の場合! 子育てが10倍楽しくなる!出産&育児コミックエッセイ』を読むと、周りから見ると完璧に見えるママでも様々なことで悩み、乗り越えているのがわかるはず。

そこで今回は、本書の中から3人の作家さんをピックアップし、彼女たちが救われたという一言をご紹介します。

母の言葉が自分を見つめるきっかけに:カフカヤマモトさん

2人の子どもを育てながらフルタイムで働くカフカヤマモトさん。

インスタグラムの投稿からは、仕事と育児をテキパキこなされている印象を受けますが、実は最近まで、「子育ての正解はどこにあるのか」と考えるような日々を送っていたといいます。また、子どものことを思うあまり、小さなことでひどく叱ってしまったこともあったそう。

そんなカフカさんの気持ちを変えたのが、実のお母さんが言った「本当に子どもを叱らないといけない時は、親の勘でわかる」という言葉。子どもは親の思う通りに育つわけではないから、それよりも心穏やかに子育てを楽しんだらいいとアドバイスされたそうです。

この言葉は、周りの目を気にして子どもに厳しくしすぎていたのではないかと自分に問い直すきっかけになったといいます。