夫は妻に癒しや安らぎを求めるってよく聞くけど、妻だって夫から癒されたい。
今回は、アメリカの心理学博士の見解をもとに、妻が求める“夫の癒し”について、まとめました。
異性は異星からやってきたと思え
ジョン・グレイ博士の代表作にして名著『ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた』(翻訳はあの大島渚監督)によると、男と女は違う星で生まれたかのようにいろんな部分が異なっていて、いっそ同じ人間とは思わないほうがいい。自分たちは違っていると忘れないことが、夫婦円満の秘訣です。
夫星人は謎に満ちた態度をとって「私のこと、愛していないの?」と妻の疑惑を呼び、その上、妻星人の気持ちを察するのが苦手と来ています。
大切に扱ってほしいなら、妻自身がパートナーに何を望んでいるのかを自覚して、賢く甘える工夫が必要みたい。
こうしてもらえると気持ちいい! 妻の切なる願い…
博士の愛の研究成果から、「妻たちの願い」をピックアップしてみます。
1.話を最後まで聞いてほしい
世界中の妻たちが、夫に「話を途中でさえぎらないで。聞くだけでも聞いて」と思っています。
博士曰く、女性は“声が「脳」”。声に出しながら考えを進め、話をする過程で結論を「発見」する傾向があります。
だから、時々でいいからオチを急かさず、話しながら考えることを否定しないでほしい。夫が耳をかたむけようとしてくれるだけでも、自分を尊重してもらえていると感じます。
2.感情をないがしろにしないでほしい
落ちこむことがあった時、妻は問題解決の前になぐさめを得たい生き物です。理解や共感、同情を求め、精神的なダメージから回復したのちに、人のアドバイスを受け入れる余裕も生まれるのです。
でも、夫ってすぐ「こうすればいいじゃん」と解決策を授けたがりますよね。タイミングに問題があるため、妻は自分の感情をないがしろにされたように感じてしまいます。
策は後にして、「傷ついた」「大変だった」「つらかった」などの情緒面を無視せずに相槌を打ってもらえると、妻はすごく癒されます。