開演予定時刻の19時を少し回って客電が落ち、スクリーンに映し出された西暦がカウントアップを始め、20世紀の半ばになると戦争のイメージが挿入され、2012になると世界終末時計が五分前を示す…という演出。そしてyasuが登場。しかし1曲目「until」は薄い幕におおわれたまま。古代遺跡というか神殿の廃墟のようなステージは「『2012』」のアルバムのイメージを具現化しているようです。
幕が完全に落ちて観客の絶叫に似た歓声とともに特効が炸裂。世界終末時計を意味する「doomsday clock」を披露。続いて「ピストル」とアッパーに攻めて行きます。Janne Da Arcの頃からヘドバンにのキレに定評のある男・yasuの動きに魅せられているうちにMCタイム。

長いツアーを無事に終われることについての感謝からはじまり、「今日は俺がお前ら濡らそうと思うたけど雨に先にやられたわ!俺がお前らをビショビショにしてやるからな!」と恒例の「下ネタ」MCで盛り上げてくれました。

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そんな観客をさらにヒートアップさせる「CRISIS」、大人の色気が漂う
「罪と罰~神様のアリバイ~」と、スクリーンに映る映像が印象的だった「蝶」からの「指輪物語」でクールダウンするという憎い構成。
「~the day~」ではアルバム「『2012』」の歌詞カードに封入された物語の映像が挟み込まれました。解釈によっては震災や原発事故を彷彿とさせる内容なので一気にシリアスな雰囲気に。
その空気を引き継いだ荘厳な「Fallin’Angel」から一転してアップテンポな「in the Mirror」