3.ランチでも個室にこだわる

「マッチングアプリで出会った女性と実際に会う話が出たのですが、ランチにしても昔のように好みだけで気軽にお店を決められなくて、個室にこだわりました。

でも、みんな同じことを考えるのか、個室のあるお店ってすぐ埋まるんですよね。

やっと予約が取れたけど3週間先で、“これじゃモチベーションが下がるかも”と思ったのですが、相手の女性が『お店を考えてくれて、予約もしてくれて本当にありがとう。せっかく行くんだし、美味しいものを食べようね!』と返してくれて救われました。

大変さを理解してくれるのがありがたいし、当日もこちらの体調を確認してくれて、安心して会えました。

次もいいお店を探して、喜んでもらいたいです!」(30歳/公務員)

初デートで外食を楽しみたいと思っても、今は安心して足を運べるお店を探すのも一苦労。こんな声は多く聞かれます。

その大変さを乗り越えられるのは、相手も理解してくれて、それでも会いたいという気持ちを共有できるからです。

個室にこだわるのは、お互いに気持ちよく過ごしたいからですよね。

同じように考えてくれる相手となら、待つ時間もふたりの距離を縮める楽しみが続きます。

コロナ禍でのデートを成功させた人たちの共通点

普段の生活でさえ、今はマスクが必須になりソーシャルディスタンスを求められ、以前より窮屈さを感じる人は多いと思います。

こんな状況でも恋愛を諦めない人たちは、ウイルスの感染防止に努める努力を嫌がりません。

自分の身に何かあれば、相手や周りの人たちにもネガティブな影響を避けられないのが現代です。

気になる相手との初デートでは、

・当日の体調をしっかり把握する

・必ずマスクをつける

・人が密集する場所は避ける

・入店前の消毒や手洗いを忘れない

など、感染防止の基本を当たり前に行っています。

その気遣いがあるからこそ、お互いに安心して会えるのですね。

「感染を軽く考える人とはそもそも付き合えない」と考える人も多くなりました。

コロナ禍での初デートを成功させるには、「今の状態に合わせたスタイル」を思いつく柔軟さが大切だと感じます。

まずは自分が感染者にならないこと、そして感染拡大を防ぐ努力は、これからの恋愛では欠かせないといえます。

コロナ禍でも負けずに幸せなデートができた人たちは、自分と相手を思いやる姿勢を持っています。

今の状態でも楽しめるデートは、ふたりの気持ちが一致してこそ成功する、と肝に銘じたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line