新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年はさまざまなイベントが中止・延期となり、飲食店も「対策を考えているところじゃないと気軽に入れない」と、デートの過ごし方で悩む人は多いのではないでしょうか。

ですが、お互いに感染拡大防止につとめていれば、まだまだデートを楽しむ方法は見つけられます。

コロナ禍でも負けずに初デートを成功させた男女のエピソードをご紹介します。

コロナ禍でのデート先に悩んだ男女がとった行動とは?

1.海や川で待ち合わせした

「俺の住んでいる地域に水質の良さで有名な川があって、景色はいいしほかの人とも距離がとれるので、初デートはそこにしました。

駐車場にそれぞれのクルマで来て、涼しい川べりに座って話したのですが開放感があって楽しかったです。

それから俺のクルマで移動して、郊外にあるカフェでお茶しました。

初デートって普通は食事かもしれないけど、彼女は『久しぶりに外の空気を楽しめた』と言ってくれて、いい時間だったなと思います」(32歳/介護士)

何もオシャレなお店で過ごすことばかりが、初デートを成功に導くわけではありません。

意識を変えれば、景色のきれいな場所でおいしい空気を吸いながら会話を楽しむことだって、ふたりがいいと思えば立派なデートです。

家で過ごす時間が続いたからこそ、こんな「息抜きデート」も親密度を上げてくれます。

2.ドライブできる信頼関係を築いた

「外出自粛がはじまる前にジムで知り合った女性がいて、親しくなれないままジムが休館してしまったのですが、何とかLINEのIDだけは交換していたのでずっと会話はできました。

お互いの仕事や近況などを報告しあっていて、電話も気軽にできるようになってうれしかったです。

そろそろ初デートに誘ってもいいかなと思ったのですが、人の多いショッピングセンターに誘うのは気が引けるし、思い切ってドライブを提案しました。

男性とふたりきりなんて警戒すると思うし、『信用してもらえるように頑張ります』とメッセージを送ったら『大丈夫ですよ!』と返してくれて。

それからは俺のことを理解してもらえるように、いろんな話題で話し合いました。

当日は高速を走って県外の有名なサービスエリアまで向かいましたが、車内はLINEの延長みたいな感じで盛り上がって、勇気を出して良かったなと思います」(36歳/営業)

こちらの男性は、感染を防ぐデートを考えたいけれど、「まずは一緒にドライブしてもいいと思われる男になること」を目標にしていたそうです。

信頼関係がなければ、クルマのような密室でリラックスして過ごすのは難しいですよね。

選択肢が少ない今は、こんな姿勢が相手にとっては大きな安心感につながります。

会うことを急がず、相手を尊重する気持ちが初デートの成功に貢献したといえます。