激変前夜の東急東横線の渋谷界隈を歩き「サヨナラ」を
ヨコハマ大鉄道博「横浜の鉄道、今昔展」、東急電鉄のコーナーは、これまた古い書体で「渋谷・日吉」と描かれた看板があった。東横線で1960年代まで使われていたヘッドマークらしい。
東急東横線でいまホットな話題といえば、2013年3月からのメトロ副都心線との相互直通運転について (https://www.tokyu.co.jp/railway/railway/east/pr/13go.html) だろう。これまでの渋谷~代官山間を地下化し、東横線の電車がメトロ副都心線へと乗り入れ、その先の東武東上線や西武池袋線まで足を伸ばすという話だ。
あと半年ほどで消える東横線渋谷界隈の風景を記憶にとどめたくて、ヨコハマ大鉄道博会場のもうひとつの最寄り駅・みなとみらいから、みなとみらい線・東横線を経て、代官山で降りる。
代官山から東横線の線路に沿うように散歩して、半年後に消える鉄道シーンを切り取る。例えば、東横線の電車が、JR山手線の線路をオーバークロスする鉄橋を眺めたり、東横線のターミナル、渋谷駅を改札口の中からも外からも見ておきたい。
2013年3月から、東急東横線とメトロ副都心線の直通運転が開始されると、いよいよ現在の東横線渋谷駅も解体される。いままで慣れ親しんだ渋谷の光景が、またひとつ消える……。
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