相鉄悲願の都心直通プロジェクトがいよいよ動き始めた

相鉄5000系の別れを惜しむヘッドマークも展示されていた   拡大画像表示

さて、ヨコハマ大鉄道博「横浜の鉄道、今昔展」からのリアル鉄道散歩も最後。相模鉄道のコーナーには、「ありがとう5000系」というヘッドマークなどが飾られていた。が、相鉄については、懐古趣味的な話題よりもはるかにデカいプロジェクトの実現が、すぐそこまでやってきている。

「東京都心部に乗り入れていない相鉄の悲願」とまでいわれる、相鉄・東急・JR直通線という現在進行形のプロジェクトだ!
(https://www.sotetsu.co.jp/train/into_tokyo/)

西谷駅の「相鉄・JR直通線」工事現場。新線はここから地下へ潜り、写真の左手方向に地下でカーブして都心を目指す   拡大画像表示

この工事現場に立ってみたい。横浜から相鉄線電車で約13分、西谷という駅で降りる。実はここから、都心へ向かって延びる地下ルート「相鉄・JR直通線」がつくられている。相鉄といえば、横浜と海老名・湘南台を結ぶ路線としてこれまで親しまれてきた。が、相鉄は自社のターミナル・横浜を介さず、JRと東急の線路を経由して悲願の都心乗り入れを果たすことを決断。そのショートカット路線のひとつが「相鉄・JR直通線」というワケだ。

 

 
横浜羽沢駅(貨物ターミナル)を眺める。貨物専用駅なのでひと気もなく静かだが、ここに将来、新駅ができる
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ちょっと時間があれば、西谷駅から30分(約3km)ほど歩き、JR横浜羽沢駅(貨物ターミナル)まで歩いてみてもいい。西谷から地下に潜った「相鉄・JR直通線」の電車は、このJR横浜羽沢駅で顔を出す予定で、現在、羽沢駅(仮称)の建設工事がすすめられている。

ヨコハマ大鉄道博で、日本の鉄道の歴史をたっぷりと吸収し、現在・未来の鉄道を間近に見てまわる「ヨコハマ大鉄道博からのリアル鉄道散歩」。今回ピックアップした話題のスポット以外にも、横浜エリアにはさまざまな"鉄スポット"が存在しているから、"宝探しツアー"のような気分で、夏休みの思い出づくりに試してみて。

★ tvk開局40周年記念 新橋-横濱 鉄道開通140周年  ヨコハマ大鉄道博

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