なにかと多忙な現代女性にとって、メイクの“時短テクニック”は強い味方です。
忙しい朝、限られた時間を有効に使うためにも、時短を意識したメイクは大事。
けれども、「時短」ばかりに目を向けすぎてしまうと、時に“ただの手抜き”になってしまうことが……。
「私、時短メイク得意だから!」と思っていたはずが、単なる省略になっているだけだとしたら!? ちょっと、いや、かなり残念ですよね。
今回は、時短美容家の筆者が「それ……時短じゃなく単なる手抜きでは?」と思われがちな、NG時短メイクを3つご紹介します。
ありがちNG1:眉毛はサッと書くだけで「時短完了!」
時短したいからといって、眉を適当に描いて終わりにするのは危険!
眉の仕上がりは顔全体の印象を左右するからこそ、むしろ時間がない日にこそパーフェクトに整えるべきパーツです。
「私は眉がちゃんと生えているから描かないでも平気だし!」なんてボサボサ眉毛をそのままにしてアイメイクをするくらいならば、むしろアイメイクを省略して眉を美しく整えたほうがメイクの雰囲気は締まります。
「ちゃんと生えているから」と言っても毛の流れが乱れていると、「あれ?寝坊した?」なんてイメージにも繋がりかねず、だらしない印象に見えがち。
これでは“時短”はできても、“時短美容”ではなくなってしまいます。
同じ時間をかけるなら、アイメイクよりもダンゼン眉なのです。
ありがちNG2:「“すっぴん肌”や“BB肌”で勝負するから超時短!」
“すっぴん肌”や、“すっぴん風”に仕上がるBBクリームでのベースメイクは、時間がかからずにできて便利ですよね。
けれども、「“すっぴん肌”や“BB肌”で勝負するから超時短なの!」などと思いつつ、下地を塗らないでメイクを完了させるのはちょっと危険。
むき出しのお肌ほど紫外線を浴びるとダメージを受けやすいので、“日焼け止め”ないし“日焼け止め+BBクリーム”で整えてこその“時短美容”です。
また、BBクリームの中にはSPF値が低いものもあるので、単体では強い日差しに対し不十分なことも。
海などレジャーでは高めが安心。街中ではやや抑えてもOKなど必要なSPF値はお出かけ先にもよりますが、下地はどんなメイクでもマストです!
時短のせいでシミ肌を招くことになれば、“時短美容”ではありません。