「ふたりで同棲することに決めて、部屋を探していました。

以前から歯磨き粉まで100円均一の店で買おうとするところに引いていましたが、このときもとにかく家賃の安さばかりこだわって決めようとするので、ケンカになって。

もちろん安いにこしたことはないのですが、見つけてくるのがボロボロの長屋だったりトイレが和式だったり、使いづらさをまったく考えていないんですよね。

私が『ふたりのお給料なら、これくらいまで出せる』と計算して見つけてきた物件を見ずもせず

『高いから却下』

と言われたとき、“一緒に暮らしてもずっと私の意見は無視されるんだろうな”と思い、別れを切り出しました。

『あなたにはついていけない』と言ったら

『お前は贅沢がしたいのか』

と、とんちんかんなことを返すのもうんざりだったし、結婚しなくてよかったなと今でも思っています」(32歳/営業)

安さにこだわることが悪いとは決して言いませんが、一緒に住む恋人の意見を平気で無視できるのは、ケチ以前に人間性の問題といえます。

何でも自分の満足だけで決めようとする姿は、幸せな生活を想像できません。

別れを言われても自分の非を反省できない男性とは、さっさと終わるのが自分のためです。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line