「付き合っている頃から、雑誌のクーポンやアプリの割引などをよく使って安さにこだわる彼氏でしたが、性格や趣味が合うし“浪費癖のある男より全然マシ”と思って結婚しました。
ある日、百貨店からバーゲンセールのはがきが届いたので一緒に買い物に行ったのですが、半額になっている靴があって、『安くなっているし、これ買おうかな』と言ったら
『それ、何回履く?あまり使わないのに買ったって、結局損をするよ』
と冷静に返され、その通りだなと思ったことがあります。
派手なヒールで、素敵だけど合う服を買い直したり履いていく場面が意外と思いつかなかったり、履かないならこの金額でももったいないな、と思って。
前は口出しされるのが嫌なときもあったけど、夫の意見を聞くと『お得だから』と手を出してしまうことが減って、無駄遣いが少なくなったと思います」(36歳/保育士)
ひたすら損を避けるのではなく、「買ったあとのこと」を考えて無駄遣いを避けるのは、ケチではなく正常な感覚といえます。
安さにつられて手に入れても、結局使わないなら何も得ではないですよね。
バーゲンなどは、割引率に目がいって「買わないと損」のような焦りを覚えるときもありますが、冷静にその後を考えさせてくれる夫は、浪費が減る重要な存在です。
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