赤ちゃんが誕生すると、家の中の環境が気になってきますよね。今は良いけれど、はいはいするようになったり、歩けるようになったりすると、危ない部分もいっぱい。
そんなときに、知っておきたいのが子どもが安全に過ごすことができ、ママやパパも安心できる、子育てに優しい家づくりの方法。
今は子どもにとって安心安全の、色んな設備や機能があるんですよ。
今回は、住宅メーカーの協力のもと、子どもに優しい家の機能をご紹介します。
コロナで戸建てニーズが増している
オープンハウスは今年5月下旬に、1都3県に在住、かつ、住宅購入を検討している20歳~49歳の男女600名を対象に「コロナ禍を受けた住宅意識調査」を実施。
その結果、戸建てへの魅力が高まった人は5割以上にも上っていました。今後、レイアウトや設備付帯に自由の効く、戸建てのニーズが高くなると推測されています。
またリクルート住まいカンパニーの、「コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査(首都圏)」でも、昨年12月調査と比較して、「一戸建て派」が63%と7ポイント増加しており、戸建てニーズが高まっていることがわかります。
子育て世帯にとって、マイホームは子どもの家でもあります。そんなとき考えたいのが、「子どもが安心安全に過ごせる家ってどんな家?」ということではないでしょうか。
子どもに優しい家って?
子どもに優しい家づくりを考えた場合、具体的に、どのような設備や工夫が考えられるのでしょうか。
その具体例を知るために、ここでは、アイフルホームの家づくりを参考にしてみましょう。
アイフルホームでは、子ども基準の安全設計「アイフルホームの家づくり」を展開しており、2008年から「キッズデザイン賞」を受賞しています。『こどもにやさしいは みんなにやさしい』をスローガンとし、子ども目線、子ども基準で考える「キッズデザイン」の家づくりが評価されています。
大きく4つのカテゴリに分かれています。それぞれ見ていきましょう。
安全設計・安全仕様の「キッズセーフティ」
まずは安全面から。キッズセーフティというカテゴリでは、子ども目線で考えた家族みんなのための安全設計・安全仕様の設備が用意されています。
1歳~4歳児に多い不慮の事故は40%以上が家庭内で起きている(出典:厚生労働省 人口動態統計)ことから、これをなくすための工夫として安全・安心仕様を採用しているといいます。その一部を見ていきましょう。
・Wソフトモーション引戸
開けるときも閉めるときも、止まる前にブレーキがかかってゆっくり動く。
・室内折れ戸 指はさみ防止機能
子どもの指をはさみにくい仕様。
・チャイルドロック
小さな子どもの浴槽などへの転落を防止。脱衣室とトイレの扉にチャイルドロックを設置。
・滑り止めクッション付き階段
転んだときのけがを軽減する。
・R出隅加工
室内の壁の角を滑らかな曲線にし、ぶつかったときのケガを軽減する。
・清潔すこやかフロア
光触媒で、インフルエンザなどのウイルス・菌・臭い・シックハウスの原因物質を除去。従来より滑りにくい表面仕上げで転倒を予防する。
・衝撃吸収床
転倒防止に配慮するだけでなく、万一転倒してもケガをしにくい機能を付加。