4: 「浮気してもいいけど、絶対にバレないようにしてね」

「腹が立ちました。浮気しようなんてまったく思ってないから『なんだそれ?』って思いました。

『バレなかったらいいんだ。そういう考えなんだね』と、めちゃくちゃ腹立ったことがあります。本当に嫌な言葉ですね」(やすさん・22歳)

よく聞く言葉ですが、「君もそうなんだ」と思われているとは驚きです。

女性の心の寛大さを演出できるし、彼氏に釘を刺せると思いがちですが、真面目な思考の男性には効かないようです。

5: 「浮気しないでね」

「仕事で長期出張に行くことが決定したとき、行く前、行く直前に何度も言われました。

最初は『うん。分かった』と答えましたが、あまりにしつこいので『してないだろ、うるさい』と怒ってしまったことがあります」(ともさん・30歳)

この言葉は一回二回程度なら効果はあるでしょう。ズバッとひとこと、不意を突いて言うのが効果的かも。ただ、不安で言いまくってしまうと逆効果になります。

本当に効果的な「浮気防止の言葉」って?

「『浮気したら別れるからね』と言われると、ドキッとしますね。大好きな彼女を失いたくないので絶対しないですよ。ずっと前、今の彼女に言われたことがあります。

『そこまで考えてるんだな』『絶対しない』と心の中で誓いました。だから浮気したことはないですね」(たかさん・29歳)

この言葉を言われてなお浮気しようと思う人はいません。別れる危険性があるのに、する男性はいないでしょう。

しかし、「浮気イコール別れは当然なので、何度も言わなくてもいい」という意見もありました。

男性たちに本音を聞いてみると「浮気したらお詫びにブランド品を買えなどの変な罰則を設けたり、顔を見るたび『浮気しないでね』と言い続けたりしないでほしい」との意見がありました。

また、「浮気しない男が大半だと思います。『浮気が』と、ことあるごとに言われると『疑っているんだな』と思ってしまいます。真面目に暮らしていても浮気を疑われるなら『浮気しても同じことでは?』と考えてしまいますね」という声も聞かれました。

まずは、彼氏に「浮気をしたらどうなるか」を想像させることが大切です。

「浮気をしたら別れる」と思わせることが一番効果的なので、「浮気したら別れるからね」を付き合い始めの頃に言っておくことがいいでしょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。