「俺はもともと呼吸器系が弱く、冬はよく咳をします。

外でのデートはアメをなめたり水分をよくとったりしますが、部屋の中だと乾燥がひどくて咳が出て、特に寝起きはつらくて……。

彼女の部屋に泊まることが増えたけど、うるさいだろうし気になるだろうなと申し訳なく思っていました。

ある日、また泊まりの用意をして彼女の部屋を訪れてみると、寝室にあったのは新品の加湿器。

『朝、つらいでしょ? 私も乾燥が気になるからちょうど欲しかったの』

と、笑顔で話してくれる彼女の気持ちが本当に嬉しかったです。

おかげで気持ちよく起きることができて、朝から調子がいいのは彼女のおかげですね」(26歳/調理師)

調子が悪そうな彼氏を見れば、心配しますよね。

でも、わざわざ何かを購入するような気遣いは、かえって彼氏の申し訳なさが深くなる恐れもあります。

さり気なく「自分も欲しかったから」と言ってくれる彼女の気持ちに、大きな愛情を感じますね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line