皆さんこんにちは、Chaccoです!

今年も夏休みがやってきましたね。
我が鈴木家はムスコを連れて初めて飛行機に乗り
北海道は小樽に旅行してまいりました!

『よぉしっ!きんちゃんに初めての北海道を楽しんでもらうぞー!!』と
ワタシはかなり意気込んていたのです。

――が…!

花火大会のお祭りにて…
ワタシ「きんちゃんスゴイね!お祭りだよー!!」
ムスコ『ポケ~~』

翌日、鉄道の博物館で
旦那「きんちゃん今、蒸気機関車乗ってるよスゴイね~!」
ムスコ『ポヤ~』

水族館のイルカショーでも
ワタシ「きんちゃんイルカさんメッチャ跳んだよーー!」
ムスコ『ポカ~ン』

締めの小樽運河の夜景も
ワタシ「ホラここがあの有名な小樽運河だよ綺麗でしょ~~!」
ムスコ『ボ~~』

喜怒哀楽が激しいはずのムスコですが、旅行中ワタシ達がススメた物をただただ『ふうん?』という感じで見つめるのみです。

ムスコよーーーレスポンスはーーー!?
ウンとかスンとかリアクションしてくれよぉぉおぉぉ!!(涙)


…気づくと親ばかりが北海道を堪能して終わり…というような状態に…。

アレ…もっと喜んでくれると思ったけど…そうでもなかったなー…。


ムスコの状態を見ながら、体力を無視したスケジュールや嫌がるイベントは強要しないようにしたつもりだったけど、
まだ2歳になったばかりできっと記憶にも残らないだろうし、
親のエゴで飛行機にまで乗せて旅行させて、疲れさせてしまっただけなのだろうか…?

なんとなく、罪悪感を感じてしまうではないですかーー。

友人家族の旅行の写真とかが楽しそうで、我が家もいつか…と楽しみにしていた、初の長距離旅行。
自分たちは楽しんだけど、結局ムスコはあまり楽しくなかったのかも…

子どもの記憶に残らない旅行、意味あるの?

ワタシ自身の家族旅行の記憶をたどってみると、

「ほ~~ら見てごらん!海だよ海!」など逐一説明する父親と、
「おいしぃね~~!こんなの東京じゃ食べられないのよ~!?」と反応を欲しがる母親に、

(そんな必死に“楽しもうアピール”してこなくても見てるってーの…)
と、少しスカした気持ちでいたことを思い出しました。

きっと両親には『つまらなそうな顔』にうつっていたかもしれません。

この時のワタシは小学生でしたが、『興味が無い』訳では決してなく、『自分のペースで自分の見たいものを感じたかった』だけ。

なので今でも海釣りに行った時の潮の香りや、キャンプに行った森の空気を鮮明に覚えています。

その記憶を元に考えると、
ムスコはどのイベントでも、一見『ボ~~』としてるように見えたけど、
あれは『じぃ~~』っと真剣に観察していたのかもしれません。

ムスコの性格からすると、
『つまらない』『不快』『もうココに居たくない』と感じたら
スグにその場でギャーーンと泣いて訴えてきます。

しかし今回そんなこともなく。


なので、色々な場所にドンドン連れて行かれて、情報量が多い中でも
彼なりに自分のペースで色々と刺激を受けていたのかな…?なんて今は思っています。

親の望むリアクションなんて自分もしてこなかったんだから、自分の子どもに望むのも変な話だよな~
嫌がらずに一緒に付き合ってくれるだけで十分だし、もし喜んでくれたらラッキーだし。

それくらいの軽い気持ちで『親自身も旅行をリラックスして楽しむ』のがイイかもと
今回のムスコから学びました。


記憶に残るかは分かりませんが、『身体の記憶として断片的にしみ込んでたらイイなぁ~』くらいに思って、
これからもムスコには様々な素敵な物を見せに旅行に連れていってあげたいです。


どうかムスコよ!
お父さんとお母さんは大好きなキミと旅行が出来てサイコーに幸せだったから
また色々あるかもしれないが、来年も大好きな北海道一緒に付き合ってねー!(願望)

つづく

 大手出版社から単行本を数冊発表し、現在は休業中の(元)漫画家。アシスタント業をメインにしながら、主婦業とお母さん業でも大忙しの毎日。夫である鈴木妄想とオタクトークで燃え上がるのも日課。息子の笑顔と各国アイドルのPVを見て癒されている。

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